【2024年最新版】ブランディング会社おすすめ16選|選び方のポイントや会社に依頼するメリットも

ブランディングを依頼したい
ブランディングはどの会社に依頼した方がいいの?

このような疑問を持っていますでしょうか。

ブランディングは、企業が競争優位を確保し、自社の価値を消費者に伝えるための重要な戦略です。

しかし、効果的なブランディングを行うには専門知識と豊富な経験が求められます。この記事では、そんなブランディングに強い会社おすすめ16選を紹介します。

さらに、ブランディング会社の選び方や、ブランディングによって得られるメリットについても解説します。この情報を活用して、あなたのビジネスを一歩進める手助けにしてください。

この記事をざっくり言うと
  • そもそもブランドとは?
  • ブランディング会社の選び方のポイントは?
  • 【2023年最新版】ブランディング会社おすすめ16選
  • ブランディングで会社が得られるメリットは?

 

そもそもブランドとは?

ブランドとは、特定の企業や製品が私たちの心に刻む特別な印象のことです。

ブランドイメージは、個々の消費者の思考の中に存在します。

このイメージは、必ずしも製品の具体的な特性や機能に基づいているわけではなく、企業が完全に管理できるものでもありません。

ブランドイメージには消費者の偏見や誤解も含まれ、それは個々の人々が自由に形成したイメージを表します。

たとえば、時計に関連したブランドを考えてみると、その概念がはっきりします。時計のブランドは多種多様で、一部のブランドは高級で洗練されたイメージを持ち、一方で他のブランドは手頃な価格で丈夫さを強調するイメージを持っています。

これは各社が消費者の心の中でブランドイメージを構築している結果です。

ブランディングとは?

“ブランディング”という言葉は、ブランドの価値を向上させるための一連の活動を指します

ブランドというのは、単に商品そのものだけで構成されるわけではありません。企業の理念、商標、人々の間での評判、テレビ広告、スローガンなど、さまざまな要素が組み合わさってブランドが形成されます。

これらの要素をうまく組み合わせて消費者にブランドを認識させ、そのブランドへの共感と信頼を通じて、市場で自社の立ち位置をはっきりと示すことが、ブランディングという活動の一部です。

ブランディングの究極の目標は、「あのブランドと言えば、この会社」「その商品の特性といえば、これ」といったイメージを、消費者の心の中に植え付けることです。

ブランドロイヤリティとは

ブランドロイヤリティとは、消費者が特定のブランドに対して感じる忠誠心や好意の度合いを指します。それは、そのブランドにどれだけ愛着があるかを測る一種の指標と言えます

同じ種類の商品であっても、消費者はそれぞれが選んだブランドに対する好みを持っています。例えば、同じデザインの服を選ぶ際でも、消費者は「このブランドのデザイナーが好きだから」「社会貢献活動を行っているブランドだから」「品質に信頼が置けるから」といった理由から特定のブランドの服を選びます。

類似の商品やサービスが存在する中で、特定のブランドを選ぶ消費者が多いブランドは、ブランドロイヤリティが高いと言えます。

消費者満足度という言葉がしばしば混同されますが、これらは似ているようで実際には異なる概念です

消費者満足度とはその名の通り、消費者がそのブランドのサービスにどれだけ満足しているかを測る指標です。消費者満足度はブランドロイヤリティの基盤となり、ブランドロイヤリティが高いブランドは通常、消費者満足度も高いと言えます。

しかし、消費者満足度が高いからと言って、それが必ずしも高いブランドロイヤリティを意味するわけではないということに注意が必要です。

ブランドエクイティとは

ブランドエクイティとは、特定のブランドが有する資産価値のことを指し、ブランドという形のないものを価値ある資産として見る、そしてその成長や投資の対象にするという考え方です

“エクイティ”は英語で「株式」や「資産」を表す単語です。

ブランドも一種の資産であり、大勢の支持者を獲得することで口コミやリピート購入につながり、結果的に企業の収益を向上させることが可能となります。

ブランドエクイティは物理的には目に見えないものですが、企業の収益に大きな影響を及ぼす重要な要素であるため、その育成や投資を積極的に進める必要があります。

ブランディング会社の選び方のポイントは?

ここでは、ブランディング会社の選び方のポイントについてご紹介していきます。

ブランディング会社の選び方のポイントは?
  • 豊富な事例や実績
  • ワンストップ体制
  • 対応範囲が明確
  • オリジナリティ
  • 相性のいい担当者

 

豊富な事例や実績

信頼性のある制作会社を選ぶための重要な要素として、過去の作業例や成果がたくさん存在することが挙げられます

企業のブランディングを成功に導くためには、その制作会社がどのようなプロジェクトを以前に遂行してきたかを調査することが有益です。

ワンストップ体制

ブランディングを成功に導くためには、すべてのサービスを一括して提供する制作会社を選ぶことが良い選択となります。

ブランディングには、デザイン、コンテンツ制作、マーケティングといった多岐にわたる作業が求められます

複数の会社に依頼するよりも、一つの会社に全てを委託することで、コミュニケーションに必要な時間や労力を減らすことができます。

対応範囲が明確

さらに、制作会社のサービス範囲がどれだけ広いか、そしてそれが明確に示されているかを確認してみてください

ブランディングを固めるためには、Webサイトの構築からロゴの作成、デザイン、ホワイトペーパーの作成など、多岐にわたるタスクが存在します。

多様なサービスに対応できる制作会社であれば、あなたの理想とするブランドイメージにより近づけるでしょう。

オリジナリティ

ブランディングを進める際には、独自性を持った制作会社を選んでください。

ブランディングの過程で、他の競合企業と差別化を図ることは非常に重要です

ブランドのイメージに応じたデザインやコンテンツを提供できる制作会社を選ぶことで、ユーザーから目立つユニークな特徴を打ち出すことが可能となるでしょう。

相性のいい担当者

制作会社を選択する際には、担当者との人間関係も重要な要素です

具体的には、ヒアリングの段階で担当者とのコミュニケーションが円滑に行えるか、また、その対応が礼儀正しく迅速であるかなど、問題なくコミュニケーションをとれる相手であるかをチェックしてみてください。

【2023年最新版】ブランディング会社おすすめ16選

ここでは、2023年最新版のブランディング会社おすすめ16選を紹介していきます。

ぜひ参考にしてください。

【2023年最新版】ブランディング会社おすすめ16選
  • good design company
  • anicecompany
  • MIMIGURI
  • GRAMCO
  • Interbrand
  • Landor & Fitch
  • BANNISTAR
  • EIGHT BRANDING DESIGN
  • PARK
  • RISKY BRAND
  • Takram
  • セブンデックス
  • ワンページ株式会社
  • 株式会社BOEL
  • 株式会社GIG
  • 株式会社アートピース

 

good design company

出典:http://gooddesigncompany.com/

good design companyは、様々なブランディングについての本を出版している水野学氏が代表を務めるブランディング専門の企業です。

製品やブランドのアイデア提案段階から参画し、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、室内デザイン、広告と宣伝の制作、さらには長期的なブランド構築まで、ブランディングに関わる全ての面でサポートを提供しています。

この会社はクライアントと長期的なパートナーシップを築き上げ、企業やブランド全体のアドバイザーとしての役割を果たしています。

anicecompany

出典:https://anicecompany.co.jp/

anicecompanyは、デザインプロセスにブランディングの視野とマーケティングの考え方を常に組み込んだデザインコンサルティング会社です

主にアパレル業界やビューティ業界など、多様なクライアントのブランディングとマーケティングを手がけています。リサーチから戦略策定、解決策の提案まで一貫したサービスを提供しています。

MIMIGURI

出典:https://mimiguri.co.jp/

MIMIGURIは、各企業の問題に応じてブランド戦略を策定し、その企業の変革をサポートします。

2021年に、研究とファシリテーションを専門とするMimicry designと、組織コンサルティングとデザインを専門とするDONGURIが合併して誕生したこの企業では、1つの組織内に「研究部門」「コンサル部門」「製品部門」を持ち、これらの部門が相互に連携しながら企業活動を行っています。

ブランドコンサルティングやブランド管理をマーケティングの一部として捉え、「ビジネスの成長」をブランディングの一部として見ています。

その結果、単にデザインを作成するだけでなく、信頼できるブランディングの実施が可能となっています。

GRAMCO

出典:https://www.gramco.co.jp/

GRAMCOは、ブランド戦略のコンサルティングファームとして分類されますが、ただアドバイスを提供するだけでなく、デザインの制作能力も内部に持っています

その強みは、デザイン面だけでなく、経営戦略とブランド戦略が連動する視点から、企業経営レベルの問題解決も行うことができる点です。

また、最新のブランド戦略の方法を使ったサービスも特色としています。

Interbrand

出典:https://www.interbrandjapan.com/ja/index.html

Interbrandは、1974年の設立以来、戦略、創造性、技術を組み合わせて、クライアントのブランドとビジネスの両方を成長させる支援を行う、世界規模のブランディング専門会社です

東京だけでなく、ロンドンやニューヨークなど、世界中にオフィスを持ち、東京はその3つ目の拠点です。

ブランドを「絶えず変化するビジネスの資産」と定義し、創造的なブランド戦略とマーケティング戦略の策定により、ビジネスの成長に直接つながるブランディングを行うことができます

大学の法人組織から歴史ある食品メーカーまで、様々な業界でブランディングを手がけています。

Landor & Fitch

出典:https://landorandfitch.com/en

Landor & Fitchは、世界21ヵ所にオフィスを構える大規模なブランディング企業です。

800人以上の国際的な専門スタッフを擁し、世界クラスのブランディングプロジェクトを遂行しています

東京にもオフィスがあるため、日本でありながら国際的なブランドコンサルティングサービスを受けることが可能です。

主に企業向けのサービスを提供していますが、慈善活動や社会貢献に関連したブランディング業務も手掛けています。

BANNISTAR

出典:https://bannistar.com/

BANNISTARは、人とブランドの接点(タッチポイント)が最も重要であるという観点からブランディングを行う特徴を持った企業です

ブランドとユーザーの間で最も重要な接点を特定し、そこから出発して他の接点にもブランドの世界観を広げていくことにより、消費者とブランドの強いつながりを築くことを得意としています。

特にパッケージデザインをタッチポイントとしてブランディングを行うことが多く、様々な著名企業の製品にその技術を活用しています。

EIGHT BRANDING DESIGN

出典:https://www.8brandingdesign.com/

EIGHT BRANDING DESIGNは、ブランド立ち上げを終わりではなく、始まりと捉え、ブランド育成に重点を置いたブランディングデザインを提供します

この企業のリーダーは多数の書籍を発行しており、独自のブランディング手法である「フォーカスRPCD®」を活用することが特徴です。

これにより、ブランドの中核となる部分を明らかにし、それを中心にブランディングを行います

自社のブランドが提唱するコンセプトやビジョンを組織内に広め、全てのスタッフがブランド理念を理解し、一貫した行動を取れるようにするための、内部ブランディング(インナーブランディング)のサポートも行っています。

PARK

出典:https://parkinc.jp/

PARKは、「愛はあるか?」というスローガンを掲げるクリエイティブエージェンシーで、人々の感情に強く訴えかけるデザインを得意としています。

マーケティングなどの量的データは重視しながらも、最終的には人々から「好き」と感じられるアイデアを最優先にすることが特徴的です。
主な業務はデジタル領域に集中していますが、パッケージデザインや広告デザインなども手掛けています。

RISKY BRANDT

出典:https://www.riskybrand.com/

RISKY BRANDは、ブランディングの理論作成から、言語とビジュアル管理までを一体として扱うブランド革新企業です。

特に、「言葉」に対する情熱が特徴的で、各ブランド特有の話し方や文体(ブランドボイス)を確定し、それを活用するためのガイドライン作成も手掛けています。

新たなブランドの立ち上げやブランドリニューアル、新規事業や製品開発、SNSを活用したコミュニケーション戦略や運用、顧客体験の設計など、柔軟に結びつけて価値あるブランドを構築しています。

Takram

出典:https://ja.takram.com/

Takramは、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブの融合を追求する、国際的に活動するデザイン革新企業です

デジタル領域と物質的なリアルワールドを横断的に結びつけ、真の影響力を持つブランディングとコミュニケーションを得意としています。

パッケージデザイン、インスタレーション、ブランドアイデンティティ、キャンペーンなど、ブランドに関連する様々な接点を制作します。

セブンデックス

出典:https://sevendex.com/

株式会社セブンデックスは、「企業を深く理解し、その成長を支援するデザインコンサルティング会社」です

主な活動分野はUXUI、ブランディング、マーケティングで、顧客の体験からコミュニケーションまで一貫してデザインし、ビジネスとデザインの観点から企業価値の向上と事業成長を援助します。

彼らの特徴は、サービスやブランドの戦略を一緒に考え、デザインの領域で企業を支えることです。さらに、UXUIが主要な分野である一方で、飲食店の内装デザインや商品パッケージデザインなどの実店舗のデザインも手掛けており、幅広い経験を持つ会社です。

ワンページ株式会社

出典:https://onepage.co.jp/

ワンページ株式会社は、Webサイト制作に特化した企業です。

彼らのスペシャリティは、クライアントのビジネスニーズに合わせて、集客や販売向上を目指したオリジナルデザインのWebサイト制作です

彼らは最新の技術を活用してWebサイトの速度向上やSEO対策を行い、その信頼できるサービス提供が高評価を得ています。

加えて、ソーシャルメディアの活用やMEO対策を通じたデジタルマーケティングにより、サイトへの流入や新規顧客の獲得を促進します。

株式会社BOEL

出典:https://www.boel.co.jp/

株式会社BOELは、ブランディングとWebデザインの専門家チームです。

彼らは交通インフラからリゾート施設までといった多岐にわたる分野でブランド構築の経験を持っています。

彼らは特にランディングページの制作やウェブサイトの構築に優れており、多言語対応やさまざまなデバイスに対応したサービスを提供します。創造的な制作とブランド戦略の提案が評価されています

さらに、彼らは見えない価値を具現化するコミュニケーションデザインのアプローチを重視しており、常に進化を続けて長く愛されるブランド作りを目指しています。

株式会社GIG

出典:https://giginc.co.jp/

株式会社GIGは、Web制作、システム開発、Webマーケティングなど、多方面にわたる事業を展開しています。

彼らは、ホームページやメディアサイトの作成・運営、ブランド育成、顧客獲得などの分野で特に実力を発揮します

さらに、彼らは500人以上のライターと連携しており、クライアントの目的に応じたコンテンツの作成が可能です。話題性のあるマーケティング、ソーシャルメディアマーケティング、インターネット広告の運用などをブランド戦略に基づいて行い、また必要に応じてシステム開発も手がけます。

株式会社アートピース

出典:https://artpeace.jp/

株式会社アートピースは、特にファッション業界に注力した企業向けのホームページ制作を行っています。

彼らは顧客の問題解決に向け、企業のブランド構築から戦略策定、プロモーション、コンサルティングまで、多角的なサービスを提供します

彼らは顧客とのヒアリングやリサーチに重きを置き、創造的なアイデアと最新技術を使ってホームページやアプリケーションの制作、ユーザーインターフェースのデザイン、VRコンテンツ、カタログ作成などを行っています。

また、ファッション関連の電子商取引サイト制作も得意とし、システム開発からサイト運営まで一貫して対応します。さらに、ECサイト運営に欠かせない商品撮影、配送、カスタマーサポートも手掛けます。

 

ブランディングで会社が得られるメリットは?

ここでは、ブランディングで会社が得られるメリットについて解説しております。

ブランディングで会社が得られるメリット
  • 競合他社との差別化
  • 売上アップ
  • 認知度拡大
  • リピート率
  • 人材の確保

 

競合他社との差別化

ブランディングは、競争相手から自社を一線描く手段となります

例えば、アップルは独特のロゴや、ユニークな商品命名法(”iMac”, “iPhone”など)、そして洗練されたデザインで、他の企業とは異なるブランドイメージを作り上げました。これにより、消費者にアップルの独特な魅力を強く印象づけることができました。

売上アップ

ブランディングは、結果的に収益増加に寄与する重要な戦略です

例えば、スターバックスのブランディング戦略は、単なるコーヒーショップではなく、「第三の場所」を提供するという独自のイメージを構築しました。これにより、多くの顧客がその独特の雰囲気に惹かれ、熱心なファンとなりました。

ファンとなった顧客は口コミでブランドを広め、SNSでシェアを行うなど、新たな顧客を引き寄せる役割を果たします。これにより、新規の顧客獲得や売上アップが見込めます。

認知度拡大

ブランディングは企業の認知度を高める役割も果たします

例えば、ナイキの「✔」のマークや、マクドナルドの「M」の黄色いアーチは、そのシンボルだけで即座にブランドを連想させるほど、広く世間に知られています。これにより、”スポーツ用品と言えばナイキ”や”ファストフードと言えばマクドナルド”といったように、特定の分野で自社を最初に思い浮かべてもらえる可能性が高まります。

リピート率

また、ブランディングは顧客のリピート率を上げる効果もあります

例えば、コスメブランドの「MAC」は、独自のブランドイメージを築き、多くの顧客がその特徴的なパッケージや質の良さに魅了され、リピート購入を行います。リピート率が高いということは、顧客の満足度が高いとも言えます。満足度が高い顧客は良い口コミを広める可能性があり、それが更なる新規顧客を引き寄せる効果もあります。

人材の確保

ブランディングは、優秀な人材の確保にも有効です

会社の魅力を高めるブランディングにより、多くの人材がその企業で働きたいと思い、志願者が増えます。例えば、Googleやアップルといった有名企業は強固なブランド力を持つことで、世界中から才能ある人材を引き寄せています。

まとめ

ブランディングは企業の価値を高め、認知度を向上させる重要な戦略であり、その実施には専門的な知識が必要となります。

そこでこの記事では、ブランディングに力を入れる企業に向けて、おすすめのブランディング会社12選を紹介しました。また、選び方のポイントやブランディングを通じて得られるメリットについても解説しました。

適切なブランディング会社を選び、自社の価値を最大限に引き出す手助けとなることを願っています。