この記事を読んでいるあなたは、上記のように考えているかもしれません。
労務管理システムとは人事や給与、保険や行政への書類提出など労務に関する業務の効率化が図れるサービスです。
これまでは担当者が紙の書類や申請書をまとめて、人力で入力ミスなども含めてチェックする必要がありました。
しかし、システムを導入することで多くの業務を自動化でき、これまで無駄に時間のかかっていた業務を効率化できます。
効率化することによって、他の業務に充てる時間が捻出できるため、結果的に会社全体の成長にも繋がるでしょう。
この記事では、「おすすめの労務管理システムや選定ポイント、導入の注意点」などについて詳しく解説していきます。
参考文献:『労務管理の生成と終焉』/日本経済評論社
- 紙ベースで行っていた業務をデータ化できる
- 行政への申請を電子化できる
- 無駄なコストを削減して、他の業務に集中できる
- 一括資料請求で複数の会社を比較して導入を検討する
目次
労務管理システムとは
それでは、労務管理システムについて紹介していきます。
労務管理業務の全般に対応している
労務管理システムは人事や雇用管理だけでなく、入社時の手続きや給与計算、年末調整や社会保険の管理など様々な業務の効率化に対応しています。
当然サービスによってどこまで対応しているかは変わりますが、労務管理システムを導入することで会社全体の業務効率化が図れます。
一方で、扱える業務や項目が多い分操作が難しそうに感じるかもしれませんが、システムの中には直感的に操作ができるものや、分かりやすいナビゲーションが付いているものもあります。
そのため、すぐに使いこなせるようになるので、労務管理業務全般にかかるコストを効果的に削減できます。
電子申請にも対応している
労務管理システムの中には、電子申請に対応しているサービスもあります。
本来であれば、各行政機関に出向いて紙媒体の申請書や書類を提出する必要がありましたが、電子申請ではオンライン上で簡単に済ませることができます。
どの書類の電子申請に対応しているかはサービスによって異なりますが、会社に居ながらも手軽に提出できるため大幅な時間的コストの削減に繋がります。
また、修正についてもオンライン上で済ませられるため、修正印や書き直しなどの必要もありません。
せっかく労務管理システムを導入するのであれば、自社で利用したい書類の電子申請に対応したサービスを選ぶと良いですね。
労務管理システムの選び方
労務管理システムを選ぶときに大切なのは、複数の会社の資料を見て比較することです。
長くサービスを利用するにあたり、少ない資料で決めてしまうのはリスクが高く危険です。
システムを比較する上で、「単品凡用型」と「機能拡張型」の2つがあるので資料を見て必ず確認しましょう。
全てを一つのシステムで完結させたい場合は「単品凡用型」がおすすめです。
必要な機能ごとにシステムを導入したい場合は、「機能拡張型」がおすすめです。
自社に必要な機能をよく確認せずにシステムを導入してしまい、結局必要な機能がいくつもあったため、複数の機能拡張型のシステムを導入することになり、費用も工数も多くかかってしまう事例もよくあります。
設定が複雑で使い慣れるまでに時間がかかり、サポート体制も薄いシステムを導入してしまったため、結局誰もシステムを使わずに紙の書類になってしまい、解約しようにも複数年契約のため解約できず費用だけかかってしまったという後悔の声もあります。
このようなことにならないように、必ず複数の会社の資料を比較して導入してください。
間違ったタイプのシステムを導入しないように、一括資料請求を利用して効率よく比較してみてください。
【比較表】労務管理システムのおすすめ24選一覧
労務管理システムは、効率化できる業務内容や機能など、サービスによって大きく違いがあります。
また、導入に必要な料金についてもそれぞれ差があります。
なので、まずは一覧表で大まかな内容を確認して、自社に合うサービスに目星を付けましょう。
サービス名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
HRBrain 資料を見る! | 問い合わせが必要 |
|
リモート産業保健 資料を見る! | 月額料金:30,000円~ 初期費用:50,000円〜 |
|
オフィスステーション 資料を見る! | 月額料金:440円~ 初期費用:110,000円 |
|
タレントパレット 資料を見る! | 問い合わせが必要 |
|
CYDAS PEOPLE 資料を見る! | 問い合わせが必要 |
|
freee人事労務 資料を見る! | 月額料金:2,200円~ 初期費用:無料 |
|
ジョブカン労務HR 資料を見る! | 月額料金:400円~ 初期費用:無料 |
|
ジンジャー(jinjer)人事労務 資料を見る! | 月額料金:300円~ 初期費用:100,000円 |
|
総務人事奉行クラウド 資料を見る! | 月額料金:6,000円~ 初期費用:50,000円 |
|
楽楽労務 資料を見る! | 月額料金:30,000円~ 初期費用:無料 |
|
sai*reco(サイレコ) 資料を見る! | 月額料金:18,000円 初期費用:400,000円 |
|
ARROW 資料を見る! | 月額料金:1,980円~ 初期費用:0円 |
|
DirectHR 資料を見る! | 月額料金:400円~ 初期費用:無料 |
|
Gozal 資料を見る! | 月額料金:700円~ 初期費用:無料 |
|
クラウドハウス労務 資料を見る! | 問い合わせが必要 |
|
e-AMANO人事届出サービス 資料を見る! | 月額料金:9.000円~ 初期費用:無料 |
|
COMPANY 資料を見る! | 問い合わせが必要 |
|
MINAGINE就業管理 資料を見る! | 月額料金:300円~ 初期費用:400,000円 |
|
マネーフォワード クラウド社会保険 資料を見る! | 月額料金:2,980円~ 初期費用:無料 |
|
奉行Edge 労務管理電子化クラウド 資料を見る! | 月額料金:500円~ 初期費用:無料 |
|
SmartHR 資料を見る! | 月額料金:問い合わせが必要 初期費用:無料 |
|
社労夢Company Edition 資料を見る! | 問い合わせが必要 |
|
Bizer 資料を見る! | 月額料金:2,980円~ 初期費用:問い合わせが必要 |
|
ProSTAFFクラウド 資料を見る! | 問い合わせが必要 |
|
上記の中でも、freee人事労務は多くの企業におすすめです。
労務管理システムの導入を検討するとき、1,2社の営業マンの話だけで比較して、自社に合っていないシステムを導入してしまうケースがよくあります。
必ず、複数のシステムを比較して自社に合ったシステムを導入しましょう。
ただ、1社1社問い合わせて検討するのは非常に効率が悪いので、一括資料請求をして効率的に比較して導入してみましょう。
【徹底比較】労務管理システムおすすめ24選
それでは、一覧表でご紹介した以下のサービスについて、1つずつ詳しく解説していきます。
HRBrain労務管理
HRBrain労務管理は、株式会社HRBrainが提供する労務管理システムです。
累計導入社数 2,000社以上もあり、サービス品質No.1を獲得しているため、信頼できるサービスになっています。
労務管理からデータの一元管理まで、HRBrain労務管理一つで可能になっています。
HRBrain労務管理の特徴
・入退社手続きから年末調整など煩雑な労務手続きを効率化しペーパレス化も実現
・従業員から直接必要情報を回収しデータの一元管理を実現
・顧客満足度No.1のサポート体制導入後の設定をカスタマーサクセスが支援
- 入社手続き
- 退社手続き
- 年末調整
- 社員名簿
- マイナンバー管理
- 電子申請
人事労務業務が効率化されHRBrain労務管理上で全て完結することができます。
また、データを一元で管理することができ人材データを管理する工数が減らすことができます。
顧客満足度No.1の実績があり、初めて労務管理システムを導入する会社でもサポート体制が整っているので、安心して導入することができます。
リモート産業保健
出典:https://sanchie.net/
リモート産業保健は、産業保健の法的義務に対応した労務管理システムです。
産業医と産業看護職の2名体制でサポートします。産業保健に必須な書類作成、記録作成業務等の作業コストを削減することができます。
- 企業の健康管理業務
- 産業保健必須業務
- 各種書類作成
- 従業員のストレスチェック
リモート産業保健は、従業員の健康面の管理に特化していて、看護師・栄養士・カウンセラー等の有資格者と、24時間365日体制での健康相談・ハラスメント相談が可能です。
医療職が監修したヘルスケアに関する研修やセミナーをオンラインで受けられるので、企業の健康意識の向上月期待できるでしょう。
オフィスステーション
出典:https://www.officestation.jp/
オフィスステーションは、株式会社エフアンドエムが提供するサービスで初期費用が110,000円、月額料金が440円~となっています。
これまで20,000件以上の導入実績がある人気なシステムで、人事や労務に関する業務の効率アップが図れます。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
勤怠管理や年末調整、マイナンバー管理などを行うシステムとの連携もスムーズにできるため、オフィスステーションを基点に会社全体の効率化が期待できるでしょう。
セキュリティ面においても定評があるため、個人情報の漏えいなどの心配もありません。
また、クラウドサービスの中ではシェアNo.1のシステムで、導入後の継続率も99.3%を誇っています。
無料トライアルも用意されているので、気軽に導入してみると良いでしょう。
タレントパレット
タレントパレットは継続率99%以上を誇るクラウドサービスです。
マーケティング思考の科学的な人事を可能にする様々な機能が備わっています。
- 入社手続き
- 人事手続き
- 労務手続き
- 従業員情報の管理
- 労務属性管理
タレントパレットは、労務管理以外の効率化にも優れています。
人事評価や人事管理、タレントマネジメントに特化した機能も備わっているので、様々なシーンで活躍するでしょう。
CYDAS PEOPLE
「株式会社サイダス」が開発・提供しています。
社員一人ひとりがシステムを使用することで「働きがい」を感じながら、社員のキャリア希望やスキル、経験が「見える化」され、人事戦略に活用できるタレントマネジメントシステムです。
従業員の数や目的に応じて、必要な機能をカスタマイズできるのも魅力で、業種や会社規模を問わず、多くの企業に導入されています。
また、「利用満足度の高いタレントマネジメントシステム No. 1※」にも選ばれている実績があります。※日本トレンドリサーチ調べ
- 各種申請のフロー化
- 給与明細配信
- 勤怠・給与連携
- 人材データ
- 組織管理・組織図
freee人事労務
出典:https://www.freee.co.jp/hr/
freee人事労務は、freee株式会社が提供するサービスで初期費用が無料、月額料金は2.200円~となっています。
労務業務全般の効率化に対応したサービスなため、大幅な時間的コストの削減と入力やチェックミスを防ぐことができます。
- 給与管理
- 勤怠管理
- 年末調整
- 従業員管理
- 有給休暇管理
- 法定三帳簿
幅広い範囲の業務をカバーできるため、管理形態のバラつきを防ぎつつ、担当者の負担を減らせます。
事業規模や対応したい内容などから選べる、複数のプランが用意されているので、無駄のない自社に合ったシステム選定が可能です。
無料お試し期間もあるので、まずは気軽に導入してみると良いでしょう。
まずは無料の資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。
ジョブカン労務HR
出典:https://lms.jobcan.ne.jp/
ジョブカン労務HRは、株式会社DONUTSが提供するサービスで初期費用が無料、月額料金が400円~となっています。
累計120,000社以上の導入実績を誇り、多くの企業から評価されているサービスです。
システムの操作が簡単なので、初めて導入する方や電子機器の操作に慣れていない従業員が多い企業にもおすすめです。
- 従業員情報の管理
- 社会保険の手続き
- 労働保険の手続き
- 各種帳簿作成
- 人事異動
作成した帳簿や書類については、ボタンを押す簡単操作へ行政に提出できるため、わざわざ出向く手間も省けます。
また、オプションではありますが、初期設定を代行してくれるサービスもあるため、導入に不安がある方でも安心です。
有料プラン以外にも、無料プランも用意されているので自社環境に合うかどうか、気軽に試せる点も魅力的ですね。
ジンジャー(jinjer)人事労務
出典:https://hcm-jinjer.com/jinji/
ジンジャー(jinjer)人事労務は、jinjer株式会社が提供するサービスで初期費用は要問合せ、月額料金が500円~となっています。
全ての企業に同じサービスを提供するのではなく、企業それぞれが必要とする機能を選んで組み合わせていく仕組み。
そのため、自社に必要な機能だけが揃った、無駄のないシステムを導入できる点が特徴です。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- ワークフロー
上記以外にもありますが、自社が求める機能を選んで導入していきます。
一方で、自分でカスタマイズして導入するにあたって不安を感じる方もいると思いますが、ジンジャー(jinjer)人事労務では企業ごとに専属のサポーターが付きます。
なので、必要な機能選定から導入まで全て相談しながら行えますので、安心して導入できるでしょう。
総務人事奉行クラウド
出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/jinji
総務人事奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供するサービスで初期費用が50,000円、月額料金が6,000円~となっています。
- データ移行
- 法令文書など各種書類作成
- 名簿や住所録の管理
- 在職証明書の管理
- 退職証明書の管理
また、他社製品や普段利用しているExcelなどから、簡単にデータを移行できる点も特徴の1つです。
システムを導入したは良いものの、運用までのデータ移行に時間がかかっていては本末転倒です。
しかし、総務人事奉行クラウドであればスムーズな移行ができるため、導入後すぐに本格的な運用ができるでしょう。
操作方法が分からなかった場合でも、専属のオペレーターが付いてくれます。
そのため、業務の効率化はしたいけどあまりIT知識に明るくないという方でも安心です。
30日間の無料お試し期間もありますので、気になる方は試験的に導入してみてはいかがでしょうか。
楽楽労務
出典:https://www.rakurakuroumu.jp/
楽楽労務は、株式会社ラクスが提供するサービスで初期費用が無料、月額料金が30,000円~となっています。
これまでに70,000社以上の導入実績を持つシステムで、人事や労務関連の業務を網羅的に買効率化できます。
- データ移行
- 法令文書など各種書類作成
- 名簿や住所録の管理
- 在職証明書の管理
- 退職証明書の管理
入社や退職などの書類作成を自動化できるのはもちろん、各種手続きの手軽さも魅力です。
手続きに必要な手順をチェック項目として用意してくれるため、案内通りに進めるだけで作業が完結します。
そのため、あまりパソコン業務に慣れていない従業員であっても、問題なくシステムを運用できます。
また、作業の自動化や簡略化によって入力ミスなども減るため、データの信用性も担保できます。
導入前後では、メールや電話による無料サポートも受けられるので、気になる方は相談してみると良いでしょう。
sai*reco(サイレコ)
出典:https://www.aand.co.jp/lp/saireco/
sai*reco(サイレコ)は、株式会社アクティブ アンド カンパニーが提供するサービスで初期費用が400,000円、月額料金が18,000円となっています。
特に人事業務の効率化に長けたシステムで、人事に関する大部分を一元管理できます。
- 社内申請
- 給与明細
- 異動関連
- 組織シミュレーションやマネジメント
上記のように、組織のシミュレーション機能も搭載されているため、業績の良かった際の組織形態を参考に、会社全体の成長分析にも活用できます。
一方で、扱えるデータ量が多いため、使いこなせるか心配になる方もいるかもしれません。
しかし、その分情報の検索機能も充実していますので、確認したい情報はすぐに参照できます。
初期費用は少し高めではありますが、人事業務を網羅的に管理したい場合におすすめです。
ARROW
出典:https://www.arrow-payment.com/
ARROWは、株式会社S&Aが提供するサービスで初期費用が無料、月額料金が1,980円~となっています。
誰でも扱いやすい操作性を実現しており、スムーズな導入ができます。
- シフト作成
- 勤怠管理
- 給与管理
- 賞与計算
また、ARROWを導入するとパソコンやアンドロイドのスマホに対応した、打刻アプリが付いてくる点も特徴です。
無料トライアルも60日間とたっぷりあるので、自社に合うシステムかどうかを調べるためにも、まずは試験運用してみると良いでしょう。
DirectHR
出典:https://directhr.jp/
DirectHRは、株式会社エムケイシステムが提供するシステムで初期費用が無料、月額料金が400円~となっています。
有料プランが基本ではありますが、利用者数が10人以下であれば無料で利用できるお得なサービスです。
- シフト作成
- 勤怠管理
- 給与管理
- 賞与計算
過去に人気だった同社の製品を企業向けに再構築したシステムで、入社や退社、休暇管理や異動など様々な手続きを電子化して、効率化が図れます。
クラウド型のサービスなので、会社のパソコン以外でもスマホで手軽に利用できる点も魅力。
さらに、画面上ではナビゲーションが適切に配置されているため、IT関連の作業に不慣れな方でも問題なく活用できるでしょう。
Gozal
出典:https://gozal.cc/
Gozalは、株式会社BECが提供するサービスで初期費用が無料、月額料金が700円~となっています。
雇用や勤怠管理はもちろん、給与管理や退職管理まで幅広くカバーしています。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
また、自社が設けているルールに従って勤怠管理が行えるため、導入後の従業員への負担が減ります。
その結果、スムーズな導入ができるため、すぐに効果が期待できるでしょう。
さらに、ファイアーウォールやデータの暗号化を行うことで、高いセキュリティレベルを保っているため、安心して運用できます。
24時間体制でサポートも利用できるため、導入における不安や不明点をすぐに解決できます。
安心のセキュリティとサポートの中で、労務業務全体の効率化が期待できるでしょう。
クラウドハウス労務
出典:https://jp.cloud-house.com/
クラウドハウス労務は、株式会社Techouseが提供するサービスで料金については問い合わせが必要です。
労務関係の業務効率化に特化したサービスで、書類や手続きなどをデータ化して、紙ベースからの脱却ができます。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
一方で、他社にあるような給与管理や勤怠管理などには対応していないので注意しましょう。
また、クラウドハウス労務はパソコンだけでなく、スマホやタブレットでも利用できるシステムで、操作性を意識したデザインになっています。
ヘルプ機能も搭載されているため、電子機器の操作に不慣れな方でも自分の力で運用できます。
加えて、導入前後でサポートも実施しているため、システム内だけでなくサービス全体でユーザーに優しい設計になっています。
他のシステムに比べると限定的な機能ではありますが、労務業務に絞って効率化させたい場合におすすめなサービスです。
e-AMANO人事届出サービス
出典:https://www.tis.amano.co.jp/e-amano/
e-AMANO人事届出サービスは、アマノ株式会社が提供するサービスで初期費用が無料、月額料金が9,000円~となっています。
- 従業員情報の管理
- 給与明細の管理
- 各種控除申告書
- マイナンバー管理
e-AMANO人事届出サービスで取得したデータは、同じ会社が提供している給与計算システムと連動可能。
電子申請にも対応しており、簡単な質問に答えるだけで適切なフォーマットを自動的に生成できます。
また、修正履歴も管理者は確認できるため、修正ミスなども簡単に把握できます。
原因を突き止められることで、従業員全体の意識を高めて改善に繋がっていくでしょう。
初期費用も無料で利用できるサービスなので、気になる方は1度相談してみると良いでしょう。
COMPANY
出典:https://www.works-hi.co.jp/products/hcm
COMPANYは、株式会社Works Human Intelligenceが提供するサービスで、料金については問い合わせが必要です。
1,200社以上の導入実績を誇り、大手企業向けに設計された機能が豊富に搭載されています。
- 雇用手続き
- 勤怠管理
- 人事管理
- ID管理
- マイナンバー管理
- 従業員情報の管理
入社前に必要な情報は本人が直接入力できるため、郵送やハンコなど無駄な手間を省き、スムーズな書類管理が可能です。
また、入力した情報に対してエラーチェックや、提出の催促メールも送信できるなど、管理者側の業務負担を減らす機能も豊富に搭載されています。
小規模な会社の場合はオーバースペックになりかねませんが、大企業で労務管理の効率化を図りたい方にはおすすめなサービスと言えるでしょう。
MINAGINE就業管理
出典:https://minagine.jp/
MINAGINE就業管理は、株式会社ミナジンが提供するサービスで初期費用が400,000円、月額料金が300円~となっています。
労働基準監督署が推奨する形式やアラート設計がされており、適切な形で労務管理の効率化が図れるシステムです。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
サポートと自社に必要な機能や運用方法など、詳しくヒアリングしながら導入でき、本格的に運用する前に試験運用も行えます。
その分、初期費用が高めにはなっていますが、丁寧に導入できる点が魅力です。
パソコンだけでなくスマホやタブレットからもアクセスでき、勤怠管理を手軽に電子化できます。
無料お試し期間も30日間あるため、まずは自社に合うか試してみると良いでしょう。
マネーフォワード クラウド社会保険
出典:https://biz.moneyforward.com/social_insurance/
マネーフォワード クラウド社会保険は、株式会社マネーフォワードが提供するサービスで初期費用が無料、月額料金は2,980円~となっています。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
マネーフォワードは人事管理や給与管理など、機能ごとにサービスが分かれており社会保険もその1つです。
そのため、自社が求める機能に対して適切なサービスを選べるため、課題を直接的に解決してくれるシステムを導入できます。
もちろん、1つ1つのサービスはスムーズに連携できるため、同じシリーズで揃えることでデータ移行や運用も効率化できるでしょう。
また、クラウドサービスなため法改正などにより、フォーマットの変更が必要となった場合でも自動的に更新してくれる点も嬉しい所。
電子申請にも対応しているため、文書作成から提出までしっかりとカバーしてくれるサービスとなっています。
奉行Edge 労務管理電子化クラウド
出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-edge/labor
奉行Edge 労務管理電子化クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供するサービスで初期費用が無料、月額料金が500円~となっています。
奉行シリーズは、これまで660,000社以上の導入実績があり、定評のある使用感を本システムも採用しています。
- 勤怠管理
- 給与管理
- 年末調整申告書
- マイナンバーの管理
- 雇用契約
各種書類作成の手続きに関しては、システム導入前の自社ルールに合わせてカスタマイズ可能。
そのため、これまでのフォーマットに慣れている従業員の負担も軽減できます。
また、従業員も気軽にスマホやタブレットからデータの提出が可能となるため、管理者側と利用者側両方の効率化が期待できるでしょう。
SmartHR
出典:https://smarthr.jp/
SmartHRは、株式会社SmartHRが運営するサービスで初期費用が無料、月額料金については問い合わせが必要となっています。
これまでに40,000社以上の導入実績がある、信頼性の高いサービスで小規模から大規模までの導入に対応しています。
画面の操作は簡単で、質問に答えるだけで書類作成が可能。
そのため、パソコンや電子機器に不慣れな従業員が多い場合でも安心して導入できます。
- 入社手続き
- 雇用契約
- 人事手続き
- 労務手続き
- 従業員情報の管理
また、日本語だけでなく英語や韓国語など、複数の言語にも対応しているため、海外に支店を持つ企業でもSmartHRで全て管理できるでしょう。
また、個人情報については従業員自身に入力してもらうため、情報漏えいリスクをできるだけ抑えた設計になっています。
15日間の無料お試し期間が用意されているので、まずは試験的に導入してみると良いでしょう。
社労夢Company Edition
出典:https://www.mks.jp/sce/
社労夢Company Editionは、株式会社エムケイシステムが提供するシステムで、料金については問い合わせが必要です。
雇用・社会保険、入退社・休業管理などに対応しており人事や給与システムとの連携も可能。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
連携先からのデータのインポート項目も自在にカスタマイズでき、自社に合った形式でデータを管理できます。
書類の一覧表示機能も搭載しているため、誰のどういった書類なのかなどが簡単に把握できスムーズな運用可能です。
特許を取得している色分け機能を搭載している点も特徴です。
提出期限によって4種類の色に分かれており、パット見ただけでタスクの優先順位が把握できるようになっています。
提出の催促を送る手間も省けるため、忙しい管理者の負担を減らせるでしょう。
Bizer
出典:https://bizer.jp/bizer/
Bizerは、Bizer株式会社が提供するサービスで月額料金は2,980円~、初期費用については問い合わせが必要です。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
人事や労務など、事務作業を全般的にカバーしているシステムで、オプションで様々な業務を代行依頼できるサービスも用意されている点が特徴です。
また、税理士や労務士などバックオフィス業務で重要となる専門家たちへ、無料で相談できる点も大きな魅力。
各業務のプロに相談しながら、確実な書類作成などが行えるため、担当者の負担を大幅に軽減できます。
仮に自分では難しくてできない業務の場合でも、代行サービスを利用して解決できるため、サポート面も含めて頼れるシステムです。
30日間の無料お試し期間もあるため、試験運用から始めてみると良いでしょう。
ProSTAFFクラウド
出典:https://www.prostaffcloud.jp/
ProSTAFFクラウドは、アイテックス株式会社が提供するサービスで、詳しい料金については問い合わせが必要となっています。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
2,000社以上の導入実績があるパッケージ型の製品を、より扱いやすくクラウド型に調整したシステムで、主に人事業務の効率化ができます。
他にも給与や就業管理についてもカバーしており、社会保険労務士への相談サポートも付いています。
自分だけでは判断が難しい局面などで、気軽に相談できるのは心強いですね。
また、人事管理において複数の項目を元に分析するクロス集計機能や、各種60種類以上の帳簿作成にも対応。
入力内容の確認もパターン設定で自動的にチェックしてくれるなど、自社の環境に合わせて、自由にカスタマイズできる点も魅力です。
このように、環境に合わせて最適なシステム設計が可能となっているため、適宜細かい調整をしながら運用したい方におすすめと言えるでしょう。
労務管理システムの導入目的・できること
労務管理システムの導入を検討している方は多くいますが、効果的に運用するためには導入目的やできることをしっかりと把握しておく必要があります。
そのため、導入目的やできることについて以下の項目に沿って詳しく解説していきます。
- 書類作成から申請まで一括管理
- 業務に必要な時間やコストの削減
書類作成から申請まで一括管理
従来では紙媒体の申請書や書類を担当者が作り、それを従業員へ配布。
記入が終わった用紙については、従業員がそれぞれ担当者へ提出していました。
また、各種申請についても申請内容に合ったフォーマットの用紙を用意して、手作業で記入し申請していました。
しかし、労務管理システムを導入すれば、システム上で簡単に書類作成ができます。
従業員への配布も必要なく、それぞれがシステムにアクセスして自主的に必要書類を揃えられます。
提出が遅れている従業員への催促もシステム上で行え、記入ミスなどのチェックも自動で行ってくれるタイプもあります。
このように、労務管理システムを導入することで、書類作成から申請まで一元管理できるため、担当者と従業員両方の負担を減らせるでしょう。
業務に必要な時間やコストの削減
労務管理システムはクラウド型のサービスが多く、場所や時間に縛られなずに作業できる点も大きなポイントです。
従来の労務管理の場合は、自社に居ないとできない作業が多くありましたが、クラウド型のサービスの場合はパソコンだけでなく、スマホやタブレットでの操作にも対応しています。
そのため、ちょっとしたスキマ時間や移動中などを利用して、労務業務を効率良く消化できます。
空いた時間をもっと重要な仕事に回せるようになるため、他の仕事においても効率化が期待できるでしょう。
また、労務管理システムには便利な機能が多く搭載されており、担当者の負担を大幅に減らしてくれます。
例えば、システム上で未提出者への催促が行えたり、進捗の確認、フォーマットの修正なども簡単に行えます。
加えて、エラーチェック機能も搭載されているタイプがあり、入力画面で記入間違いがあると自動で通知してくれるため、担当者が人力で確認する手間が減らせます。
このように、様々な機能や特性を活用して、時間やコストを削減したい方に、労務管理システムはおすすめです。
ただ色々な労務管理システムがあり、どのシステムを選べばいいかわからない人も多いと思います。
そこで、一括で資料請求をして、自社に合った労務管理システムを導入してみてください。
労務管理システムを導入するメリット
労務管理システムには様々なタイプがありますが、導入におけるメリットについて以下の項目に沿って解説していきます。
- 労務業務に関わるコストが削減できる
- 書類作成の効率化
- 行政等への申請がスムーズに行える
労務業務に関わるコストが削減できる
労務管理システムでは、人事管理や雇用管理、従業員情報の管理など様々な業務の効率化が期待できます。
システム上で全て作業が完結するため、わざわざ書類を印刷して記入して、担当者に提出する必要もありません。
書類の自動チェックや進捗管理、提出の催促などもシステム上で行えるため、担当者としても大幅な時間的コストの削減ができます。
一方で、広範囲の業務をカバーできる反面、システム上から必要な情報を見つけるのが難しい印象を持つかもしれません。
しかし多くの場合、検索機能が充実しているため自分が欲しい情報を、すぐに参照できます。
また、ペーパーレス化に繋がるため書類の保管場所を用意する必要もありません。
このように、労務管理システムを導入することであらゆる業務のコスト削減が図れます。
書類作成の効率化
労務管理システムでは、記入者にとって便利な機能がたくさん用意されており、結果的に担当者の書類作成業務の効率化に繋がります。
基本的には担当者が書類のフォーマットを用意してしまえば、後は従業員がそれぞれシステム上に直接書き込んでくれます。
また、記入する際も書き方のナビゲーションやエラーチェック機能があるため、担当者が確認する段階では完璧な書類に仕上がっています。
はい・いいえの簡単な質問に答えるだけで書類作成ができるタイプもあるため、従業員側としても記入の手間が省けます。
従来では、不明点は担当者や上司に直接尋ねる必要がありましたが、システムを導入すれば作成が容易となるため、直接の質問回数もグッと減ります。
さらに、未提出者への催促や必要書類の呼び出しなども手軽に行えるなど、細かい部分までしっかりとシステムがカバーしてくれます。
書類作成に関するストレスも軽減できるため、働きやすい環境となり仕事への集中力アップにも繋がるでしょう。
行政等への申請がスムーズに行える
労務管理システムでは、多くの場合電申請に対応しています。
従来では用意した書類を提出するためには、わざわざ行政などに出向く必要がありました。
また、出向いたは良いものの記入漏れやミスがあったため、1度会社に戻らなければならないケースやに発展する場合もあります。
さらに書類に問題が無くても待ち時間が長くて無駄な時間を過ごすことがありました。
一方で、労務管理システムを導入すれば会社に居ながらも電子申請で提出できるため、非常に便利です。
修正があってもWeb上ですぐに修正でき、当然待ち時間もないため他の業務に作業時間を割くことができます。
労務管理システムを比較する際のポイント
現在、労務管理システムは多くの会社が提供しているため、どのサービスを選べば良いのか分からない方も多いでしょう。
そのため、この項目では以下の選定ポイントについて詳しく解説していきます。
- 対応している業務範囲
- 従業員情報の入力手段
- 外部システムとの連携性
- 操作性は簡単で扱いやすいか
- 複数のシステムを比較しているか
対応している業務範囲
労務管理システムとひと口にいっても、対応している業務範囲は異なります。
例えば人事管理から給与管理まで幅広く対応しているタイプもあれば、人事管理に特化しているタイプもあります。
また、中には自社で必要となる機能を選んで導入するタイプもあります。
せっかく導入しても、自社が求める機能や性能が無いと業務の効率化は図れません。
そのため、まずは自社の導入目的や課題をはっきりさせて、それらを解決してくれる業務範囲を持つサービスを選ぶと良いでしょう。
従業員情報の入力手段
労務管理システムでは用意した書類の記入方法によっても、大きな違いがあります。
例えば基本的には担当者が必要事項を全て記入するタイプもあれば、従業員が自ら入力していくタイプもあります。
従業員に個人情報の入力を任せることで、担当者の入力ミスや手間を省く効果があります。
また、入社前に提出してほしい書類がある場合、メールでリンクQRコードを送るだけで書類を渡せるタイプもあります。
新入社員としてもわざわざ会社へ出向く必要もありませんし、担当者としても必要最低限の時間で業務を完結できます。
このように、書類への記入方法によっても自社の性質に合う合わないが分かれる為、導入前にはチェックしておきましょう。
外部システムとの連携性
労務管理システムを導入するうえで、すでに運用しているシステムとの連携性も重要になります。
また、どのシステムへ連携できるかはサービスによって異なる点には注意が必要です。
労務管理システムと同じ会社のみ連携できるタイプもあれば、給与管理や勤怠管理などであれば基本的に連携できるタイプなどもあります。
そのため、自社で運用しているシステムとの互換性は必ず確認しておきましょう。
一方で、労務管理システムの中にはデフォルトで勤怠管理や給与管理までカバーしているタイプもあるので、自社のニーズに合わせて検討すると良いですね。
操作性は簡単で扱いやすいか
労務管理システムは担当者側の効率化ばかりに目が行ってしまいますが、用意した書類に記入する従業員側の操作性も重要です。
導入したは良いものの、記入方法が複雑で扱いにくいとなると、逆に効率が悪くなってしまいます。
また、慣れないシステムの導入と重なり従業員のモチベーションが低下してしまう可能性もあります。
そのため、システムを導入する際は担当者側の使いやすさだけでなく、従業員側の操作性についても検討しておくと効果的な運用ができるでしょう。
複数のシステムを比較しているか
労務管理システムを導入しようとする際に、1,2社の資料だけで判断して、自社に合っていないサービスを導入してしまうケースが多いです。
必ず複数のシステムを比較して導入を検討しなければなりませんが、1社ごとに問い合わせて情報を集めるのは効率が悪いです。
一括資料請求を利用して、効率的に労務管理システムを導入してみましょう。
労務管理システムを導入する際の注意点
労務管理システムを選ぶ前に、必ず導入目的とクリアしたい課題については把握しておきましょう。
というのも、システムによって対応している業務も違えば、搭載機能やサポート体制、導入にかかる費用などが大きく異なります。
自社の導入理由がハッキリしていないと、クリアしたい課題にマッチしていないシステムを導入したり、やたら高額なサービスを契約してしまう可能性があります。
なので、サービスを選定する前には必ず自社ニーズを把握しておきましょう。
また、従来の労務業務に慣れていてパソコンやタブレットの操作に不慣れな従業員が多い場合、導入することで逆に効率が悪くなるケースもあります。
もちろん、システムに慣れれば効率アップは間違いありませんが、慣れるまでに従業員のサポーが必要となる場合があります。
そのため、しばらくは業務が増える可能性があることも理解しておきましょう。
これらも含め、導入に不安がある場合は、運営側のサポート体制が充実しているものを選ぶと比較的安心しできるでしょう。
労務管理システム比較|まとめ
この記事では、おすすめの労務管理システムや特徴などを詳しく解説してきましたが、最終的には自社に合うかどうかが1番重要です。
自社とマッチしないシステムでは、無駄になるだけでなく逆に仕事が増えてしまい、効率が悪くなる可能性もあります。
そうならないためにも、自社が労務管理システムに何を求めるのかをしっかりと把握してから、サービスを検討するのがおすすめです。
効率的に労務管理システムの導入を検討するためにも、一括資料請求を利用しましょう。