ズーフ・ハルマという書物はご存じだろうか。
幕末期に実在したオランダ語の和訳辞典のことである。
この蘭和辞典は、たまたまオランダ帰任が遅れた長崎出島のオランダ商館長によって編纂された。
当時、このズーフ・ハルマは海外の書物を読み解くうえで欠かせないものとして、海外の先端情報に飢えていた日本の知識層に非常に重宝された。
福沢諭吉も学んだ蘭学最高峰の適塾には、たった1部しかないズーフ・ハルマを読むためにズーフ部屋という専用部屋があり、塾生が奪うように使用したという。

当特集の「経営ズーフ部屋」では、会社経営にまつわるあらゆる学びの入り口として経営者通信がお勧めする様々なテーマの記事を発信していく。
日々の会社経営の何気ないヒントになったり、あるいは長期的視座に立った経営本質論に深く行き着いたり、日本の経営者の気づきや学びの良き伴走者になれたら幸甚だ。

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