SEOコンサルタントに依頼できる内容は？おすすめのSEOコンサルティング会社5選！

SEO（＝ Search Engine Optimization・検索エンジン最適化）は、GoogleやYahoo!など検索エンジンからWebサイトへ流入するユーザー数を増やす施策です。

どんなに良いホームページやLPを作っても、ユーザーに見てもらえなければ意味がありません。

効果的なSEO対策を実施し、露出を増やすことが売上アップの秘訣となるのです。

今回は、SEOコンサルティングに依頼できる業務内容を解説します。

おすすめのSEOコンサルティング会社にも触れるので、ご参考ください。

SEOコンサルティングとは？

SEOコンサルティングとは、その名の通りSEO施策に関するコンサルティングをする会社（もしくは担当者）のことを指します。

検索結果の上位に自社ホームページを表示させることで自然流入を増やし、その先にあるコンバージョンに結び付けます。

売上・問い合わせ数・会員登録数の向上など、Webからの顧客獲得を目指したいときはSEO施策を万全にしておきましょう。

自社にSEOノウハウがないときは専門のコンサルタントを頼り、効率よく対策してもらうのもおすすめです。

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容とは？

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容は、主に下記の通りです。

下記でそれぞれ解説します。

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容①SEO戦略の立案

専門的な知見を活かしてSEO施策を立案してくれるので、手あたり次第の対策から脱却できるのがポイントです。

自社の強み・弱みを可視化したうえで、更なるSEO効果向上のため何が不足しているのか、明確にしてもらいましょう。

また、しっかり戦略を立ててKPIを設定しておくことで、後々の効果検証がしやすくなる効果も期待できます。

ターゲットやペルソナを明確に戦略を立て、それを施策に反映させるなど、確度の高い行動ができるのもメリットです。

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容②課題発見

既にSEO施策を実行している場合、現状分析を経て課題を発見してもらえます。

今のやり方でよいのか診断してほしいときや、期待通りの効果が出ず苦戦しているときに役立ちます。

完全にゼロベースでSEO対策する場合、自社の弱みを可視化して戦略でどう補うか計画を立ててくれることもあります。

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容③内部対策・外部対策

内部対策とは、Webサイトを構成するHTMLやファイルなどの内部構造に対して実施するSEO施策のことです。

検索エンジン上のクローラーが巡回しやすくなるため、検索結果への上位表示が期待できます。

外部対策とは、外部リンクやサイテーションの獲得による評価を獲得するSEO施策のことです。

サイト外からも評価されているとして認識されるため、こちらも検索結果への上位表示効果が高いとされています。

SEOコンサルティングは内部対策・外部対策ともに専門の知見を持っているので、何から手をつければいいかわからない方でも確実な施策を打てるでしょう。

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容④キーワード分析

ターゲットがよく検索窓に入力するキーワードを分析し、当該キーワードで検索された際に自社サイトが表示されるよう対策します。

専用の分析ツールを使ってキーワードを探ることも多く、検索ボリュームごとの対策を打つことも可能です。

また、キーワードに合わせてコンテンツを拡充するなど、大幅なリニューアルができることもあります。

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容⑤コンテンツ設計・構築

コンテンツを設計・構築し、ユーザーが離脱しにくいWebサイトを目指します。

例えばLPの場合、情報を与える順番や問い合わせフォームの設置回数を綿密に計算し、ユーザーがストレスフリーに閲覧できるよう工夫を凝らします。

また、問い合わせや申し込みまでの動線を確保し、違和感なくコンバージョンできるよう対策するのもSEOコンサルティングの仕事です。

「コンテンツは充実しているはずなのになかなかコンバージョンしない」などの課題がある場合は、構成を1から見直してみるのもよいでしょう。

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容⑥クリエイティブ制作

Webデザインを見直してわかりやすいLPにしたり、Webサイト上で使用する写真・動画・イラスト・テキストを制作したりすることもあります。

特にWebサイト制作実績が豊富なSEOコンサルティングの場合、制作からアドバイスまで一気通貫型のサポートをしてくれることが多いです。

デザイナー・ライター・コーダーなどの専門職も在籍しているので、それぞれの強みを活かしたクリエイティブ制作ができるのもポイント。

自社でホームページ制作するのが難しいときは、制作会社兼SEOコンサルティング会社を頼りましょう。

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容⑦競合分析

同業他社や競合サービスのWebサイトを分析し、自社とどのような違いがあるか可視化します。

共起語や専門性を含むコンテンツの内容、インデックス数、内部リンク数、サイトアクセス数など、多彩な視点で分析するのでそれぞれの強みが明らかになります。

参考になる部分があれば、自社のSEO対策にも活かしましょう。

SEOコンサルティングによってはレポートを提出してくれるので、データ分析に不安のある企業でも活用しやすいのが特徴です。

SEOコンサルティングに依頼できる業務内容⑧レポート・効果検証

SEO施策を実行した後は、効果検証をしてレポートを作成してくれます。

期待している効果があったのか一目瞭然になるので、次回のSEO施策の方針も決めやすいでしょう。

また、当初掲げたKPIと比較し、PDCAサイクルを回すことも可能です。

今後SEO施策を内製化したいときの参考資料にもなるので、「やりっぱなし」にならないようレポートはなるべく取得しておきましょう。

SEOコンサルティングの選び方とは？

次に、SEOコンサルティングの選び方を解説します。

依頼先の選択肢が多く迷ってしまったときは、下記を参考にしてみましょう。

SEOコンサルティングの選び方①過去事例での実績

過去に担当したSEO施策において、どの程度の実績を出しているのか調査します。

特に定量評価しやすい項目で比較し、依頼先ごとの優劣をつけるとよいでしょう。

コンバージョン率・訪問ユーザー数・売上単価・リピート率など複数の実績を提示してくれるSEOコンサルティングであれば、信頼して依頼できます。

反対に、一見すると輝かしい実績があるように見えるSEOコンサルティングでも、具体的な数値で示してくれない会社は避けた方がいいかもしれません。

SEOコンサルティングの選び方②担当者との相性

SEOコンサルティングでは頻繁に打ち合わせすることも多いため、担当者との相性も重要です。

「本音で話しやすい」「自社のニーズを理解してくれる」と感じる担当者がいれば、コミュニケーションロスも少なくなるでしょう。

反対に、技術や実績が十分でもコミュニケーション面で違和感のある担当者の場合、心から信頼して自社施策を任せることができません。

クリエイティブ制作担当者との相性なども見ながら、ストレスフリーな依頼先を見つけることが大切です。

SEOコンサルティングの選び方③自社業界に関する知識

SEO知識はいずれの業界でも共通して利用できますが、実際の施策へ落とし込むに当たっては業界知識が必須です。

例えばBtoC業界の場合、LINEやSNSとLPを連携するなどユーザーによる積極的な拡散を狙うSEO施策が欠かせません。

反対にBtoB業界の場合、具体的な数値のアプローチや地域キーワードを入れたSEO施策が重視されます。

業界ごとのニーズやターゲットの属性を理解してくれるSEOコンサルティングを頼り、効果を最大化していきましょう。

SEOコンサルティングの選び方④コスト

コンサルティング費用の見積りを取得し、予算の範囲内で収まるか試算することも大切です。

特にSEOコンサルティングは中長期的な視点での効果検証が欠かせないため、依頼期間が長くなる傾向にあります。

初期費用だけでなくランニングコストも可視化しながら、無理なく依頼できる業者を見つけましょう。

SEOコンサルティングの選び方⑤対応スピード

昨今のWeb業界では絶えず最新技術が生み出されており、対応スピードが早くないと追いつけないシーンが増えています。

また、GoogleやYahoo!など大手検索エンジンのアルゴリズムに変更が加わった際は、いち早くSEO対策の見直しをすることが欠かせません。

こうした最新情報を常にキャッチし、素早く施策に落とし込んでくれるSEOコンサルティングであれば、時代錯誤なSEO対策になることもないでしょう。

メールや問い合わせに対するレスポンスも見ながら、反応の早い業者を選ぶこともポイントです。

SEOコンサルティングの選び方⑥提案力

最先端のSEO施策を実行するだけでなく、自社にとってわかりやすい提案と解説をしてくれることも重要です。

「なぜこの施策が必要なのか」「なぜこれだけのコストがかかるのか」をプレゼンテーションし、納得させてくれるSEOコンサルティングであれば、信頼して依頼できるでしょう。

当初のニーズに合った提案内容になっているか、施策により課題を解決できそうか、提案内容と課題とのズレをチェックするのもおすすめです。

注意したいSEOコンサルティングの特徴とは？

ここからは、注意したいSEOコンサルティングの特徴を解説します。

下記に該当する業者の場合、依頼は慎重になった方がよいかもしれません。

注意したいSEOコンサルティングの特徴①「必ず成果が出る」などの発言

「必ず成果が出る」「〇％の売上アップを保証する」など根拠のないセールストークをするSEOコンサルティングは危険です。

自信の裏付けであり頼もしく感じられるかもしれませんが、SEO施策は絶対的なものではありません。

自社がどんなに良いSEO施策をしていても、競合がそれを上回る施策をしてきた場合、どうしても検索順位が下がってしまうことが少なくないのです。

相対的な評価が下されるSEO業界だからこそ、確証なく効果を言い切る業者には注意しておきましょう。

注意したいSEOコンサルティングの特徴②リスクの大きい施策中心の提案

リスクやの大きな施策ばかり提案される場合、発生するリスクやコストに見合った効果が期待できるか、冷静に判断する必要があります。

SEO施策の方針によってはGoogleに悪質なサイトだと認定されてしまい、ペナルティにつながる場合もあるので注意しましょう。

ガイドライン違反をした際も同様に、検索結果の順位が下がったりインデックスから削除されて検索圏外に追いやられてしまう可能性も出てきます。

コンプライアンスを遵守したSEO対策ができるか、自社でも判断していくことがポイントです。

注意したいSEOコンサルティングの特徴③オプションの後付け

依頼が決定してからどんどんオプションが嵩んでいき、結果的に膨大なコンサルティング費用がかかるケースもあります。

事前に必要な施策を全て提示してもらい、トータルコストで見積りを取得するなど工夫していきましょう。

また、今後オプションがかかりそうな場合は早めに提案してもらうなど、考える時間を設けることも大切です。

注意したいSEOコンサルティングの特徴④ヒアリングが不十分

ヒアリングが不十分なままSEO戦略を立案すると、ターゲットのニーズに合わない施策になる可能性があります。

マニュアルに偏ったSEO施策ばかりで自社の属性に合わなかったり、他業界で通用したSEO施策が自社業界には向かなかったりすることも多いです。

まずはSEOコンサルティングを頼ったきっかけや目的意識を深くヒアリングしてくれる業者を選び、基本的な考え方を共有しておきましょう。

そのうえで納得できる施策だけ実行してもらうなど、丸任せしすぎないことも大切です。

【最新版】おすすめのSEOコンサルティング会社5選｜料金・特徴で徹底比較

ここからは、おすすめのSEOコンサルティング会社を紹介します。

下記でそれぞれの特徴に触れているので、依頼先の選択肢に加えてみましょう。

おすすめのSEOコンサルティング会社①ナイル株式会社

出典：https://nyle.co.jp/

ナイル株式会社では、SEOやコンテンツマーケティングを基軸としたデジタルマーケティング支援をおこなっています。

独自のSEO技術・コンテンツ制作・データ解析のノウハウと卓越した実行力があり、プロならではの効果を実感できます。

特にコラムやオウンドメディアのコンテンツ制作に強く、潜在層を呼び込む記事のクリエイティブ実績が多いのが特徴。

インハウスマーケティング支援では、単なる育成やナレッジ提供だけではなく、社内調整支援もしてくれます。

成果の出るチームづくりからリレーション形成までサポートしてくれるので、初めての依頼先としてもおすすめです。

おすすめのSEOコンサルティング会社②株式会社フルスピード

出典：https://growthseed.jp/service/seo_consulting/

株式会社フルスピードは、これまで約5,500社以上のSEOコンサルティング実績を持つ企業です。

Webサイト分析やアルゴリズム研究など検索エンジン関連の豊富な経験があり、頼もしい存在となるでしょう。

中長期的な成長に向けたSEO戦略の立案にも貢献してくれるので、自社の方針決めに迷っているときにも最適です。

SEO分析ツール「Ahrefs」のオフィシャルパートナー企業なので、ツールの使い方も指導してくれます。

また、Web広告やSNS運用などのノウハウもあり、WebサイトやLPの枠にこだわらない総合的なアドバイスをしてくれるのもメリット。

複数のチャネルを組み合わせた戦術にしたいときにも、おすすめです。

おすすめのSEOコンサルティング会社③ディーエムソリューションズ株式会社

出典：https://www.dm-s.co.jp/

ディーエムソリューションズ株式会社は内部対策に強いSEOコンサルティングであり、顧客継続率が高いのが特徴です。

初心者でも理解できる質の高いレポートが充実しているので、コンサルタントに任せきりにしたくない方にもおすすめ。

独自に開発したGOWASUクローラーもあるので、Googleペナルティ解除にも対応できます。

現在は500社以上のWebマーケティングを実施しており、Web上での販売戦略のノウハウも十分。

東京だけでなく名古屋・大阪・福岡などにも支店があり、相談しやすいのもメリットです。

おすすめのSEOコンサルティング会社④株式会社PLAN-B

出典：https://www.plan-b.co.jp/

株式会社PLAN-Bは、SEO・リスティング広告・Webサイト制作・DMPなど豊富なWeb戦略に対応できる企業です。

ユーザー分析DMP「juicer」を提供しており、特にユーザー心理の分析やターゲット属性の可視化に長けています。

自社の商品サービスがどんな層に支持されるかわからないときや、新規商材のプロモーションにSEO施策を活かしたいときに活用してみるとよいでしょう。

また、SEOノウハウを提供するオウンドメディア「PINTO！」を手掛けており、依頼前の段階で知識レベルの高さがわかるのも特徴。

最先端技術に詳しいコンサルタントを頼りたいときに、選択肢に加えてみるのがおすすめです。

おすすめのSEOコンサルティング会社⑤株式会社ウィルゲート

出典：https://www.willgate.co.jp/

株式会社ウィルゲートはベンチャー企業やスタートアップ企業の支援に長けているSEOコンサルティングです。

2006年に設立して以降、SEOの戦略立案から実行支援まで一気通貫のサービスを提供しており、既に7,400社以上のコンサルティングを担当してきました。

SEO専門のR&Dチームが常駐しているので、最新アルゴリズムに関する施策立案にも対応できます。

契約更新率も94.6％と高く、十分な顧客満足度を記録しているのも特徴。

サイトの調査・分析までであれば完全無料なので、お試しできる依頼先を探している方にもおすすめです。

SEOコンサルティングに関するよくある質問

最後に、SEOコンサルティングに関する「よくある質問」を紹介します。

気になる項目がある方は、チェックしてみましょう。

SEOコンサルティングを依頼するメリットは？

SEOコンサルティングを依頼するメリットは、下記の通りです。

• 自社に最適な戦略・施策を提案してくれる
• 最新のSEO施策を試せる
• スムーズにSEO対策ができ費用対効果が高い
• 競合サイトの特徴や自社の弱みを可視化できる

万全のSEO対策ができれば自社サイトの露出が増え、コンバージョンにつながります。

売上や問い合わせ数の向上に貢献するので、収益も改善しやすくなるでしょう。

SEOコンサルティングに依頼する際の注意点は？

SEOコンサルティングに依頼する際は、納得感のある提案とコストとのバランスを考えることが大切です。

特に、後からどんどんオプション費用が追加されたり、リスクの高い施策ばかり提案されたりするときは注意しましょう。

ヒアリングに時間を割かず施策を急がれた結果、後から膨大な請求が届くことも少なくありません。

最初の段階でトータルコストの見積りを取得し、自社をリスクから守ることも大切です。

まとめ

SEOコンサルティングはその名の通りSEOのプロであり、専門的な知見を活かして検索結果上位表示を叶えてくれます。

その結果、自社の知名度や売上が向上しやすくなり、収益も大幅に改善するかもしれません。

自社で十分なSEO施策ができない場合は、プロのコンサルティングを頼りましょう。

今回紹介した内容を参考に、自社に合う依頼先を探してみてはいかがでしょうか。