計画されていないからこそ、生じている経営上の課題
―テールスペンドにおいて、どんな経営上の課題があるのでしょう。
まず、備品を購入するプロセスにおいて、多くの時間と手間がかかることです。テールスペンドにおいて、実際に購入するのは会社ではなく従業員の方々です。自費で立て替えて、月末に経費として会社に請求するわけです。その作業に労力がかかるし、それをまとめる経理担当者の方も大変です。さらに、購買のために出かけても売り切れていたり、「どこに売っているかわからない」といった備品もあるでしょう。
―ほかに課題はありますか。
購買活動が管理されていないため、会社としては1点で十分なのに、別々の方が同じ備品を購入するといった二重購買も発生するでしょう。
また、従業員の方々のモチベーションダウンにもつながりかねません。時間をかけて備品を購入したうえに、経費も請求しないといけない。「この時間を本来の業務にあてることができれば」と考えるのです。
―どのように対応すれば解決できるでしょう。
デジタルトランスフォーメーション(※)を業務に取り入れることです。そうすれば、ビジネス購買におけるさまざまな課題を解消することができます。アマゾンが提供している、法人・個人事業主のお客さま向けの購買専用サイト『アマゾンビジネス』がまさにそれに該当します。
これなら従業員の方々が利用しても、会社のアカウントでの購入となるため、請求が一括管理できます。そのうえ、「どのような備品がどのくらい購入されたか」を把握できるため、二重購買も防げます。購入はネットですべて完結しますし、数億種類の商品を用意しているため、必要な備品を求めて複数の店舗を探し回る必要もありません。さらに、配送先も柔軟に設定できます。テールスペンドを「見える化」することで、コスト削減や業務効率化につながります。法人割引の商品もありますので、ぜひご利用いただきたいですね。
※デジタルトランスフォーメーション:進化したデジタル技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革するという概念