東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所の選び方|SOHO・居抜き・仲介手数料無料など徹底解説

都内の賃貸オフィスの選び方を知りたい
SOHOや居抜き、仲介手数料無料などの条件のもと、最良の物件を選ぶにはどうすべきか知りたい

この記事を読んでいるあなたは、上記のように考えているかもしれません。

ここでは、条件に適う賃貸オフィス・賃貸事務所を、東京都でお得に選ぶためのコツを解説します。

また、おすすめの不動産会社もご紹介します。

ぜひあなたにとって、最適な賃貸オフィス・賃貸事務所を選ぶための参考にしてください。

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所の選び方まとめ
  • 東京都で賃貸オフィス・賃貸事務所を選ぶ上で重視すべきは「立地・広さ・賃料・設備・不動産会社」の5つ
  • 賃貸オフィス・賃貸事務所は、レンタルオフィスより社会的信用を得られる
  • 東京都で賃貸オフィス・賃貸事務所を安く借りるには「初期費用・立地・不動産会社」の3つに注目
  • 東京都で賃貸オフィス・賃貸事務所を選ぶなら「ベンチャーオフィスナビ・Officee」の2つがおすすめ

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所の選び方

賃貸オフィス・賃貸事務所

ここでさっそく、どんな企業でもチェックしておくべきポイントを5つご紹介します。

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所は、希望するエリアや社員の人数によって、適するものが異なります。

自社の特徴と合わせて、確認してみてください。

賃貸オフィス・賃貸事務所の立地

立地するエリアは、企業のブランディングや信用力に大きく影響します。

いわゆるオフィス街にあると、賃料は高くとも企業のブランドイメージは高まります。

このようなエリア的な視点だけでなく、駅近なのか、近くに営業対象となる企業はあるかなどの、立地条件も確認しましょう。

賃貸オフィス・賃貸事務所の広さ

オフィスは「人数×2~3坪」が理想の大きさだといわれています。

それより大きいと無駄に賃料がかかってしまい、小さいと快適さが失われてしまいます。

ただし、企業によっては、大きな部屋やスペースが必要なところもあるでしょう。

業務内容を鑑みて、広さの目安を考えることが大切です。

賃貸オフィス・賃貸事務所の賃料

一般的に、都心に近い高い場所は賃料が高く郊外は賃料が低い傾向にあります。

利便性や都心への近さを重視するなら、賃料は高くなると押さえておいたほうがよいでしょう。

社員が車通勤であったり、都心のブランドイメージが必要なかったりする場合は、賃料を抑えられる郊外を探してみるのがおすすめです。

賃貸オフィス・賃貸事務所の設備

セキュリティやインフラ等、オフィスを構える上で必要な設備は、整っているかを確認すべきです。

  • 電気容量
  • 空調設備の数や位置
  • エレベーター、トイレ、駐車場の数
  • オートロックの有無
  • 利用可能時間
  • 耐震基準

上記の項目を内見時にチェックしておくことは非常に重要です。

合わせて周囲の環境等も見ておきましょう。

賃貸オフィス・賃貸事務所を仲介する不動産会社

希望条件がしっかりしていても、不動産によっては適した物件を見つけられない場合があります。

同じ物件でも、仲介手数料に違いがあるなら、安いほうが理想ですよね。

1つの会社だけでなく、複数の不動産会社に依頼をかけるのが望ましいです。

東京都の 賃貸オフィス・賃貸事務所とは?メリット・デメリットも解説

賃貸オフィス・賃貸事務所

ここで、そもそも賃貸オフィス・賃貸事務所とは何かを解説します。

合わせてレンタルオフィスとの違いや東京都における特徴、メリット、デメリットをご紹介します。

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所とは

賃貸オフィス・賃貸事務所とは、賃貸契約を結び、自社で独占できる仕事場として確保されたものです。

自社ビルを建設するよりも、低予算で済むのは明らかです。

また、メンテナンスを管理者が行ってくれることが多いという特徴もあります。

さらに、企業規模や従業員数に合わせて、オフィスを移転させることもできます。

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所は、区によって賃料に差が生まれていのが現状です。

賃料の相場は、1位が渋谷区、2位が港区といわれています。

反対に、賃料が最も低いのは足立区、次に江戸川区、荒川区です。

最も高い区は、安い区の金額の倍くらいの賃料であることもあります。

賃貸オフィス・賃貸事務所を構える上で、場所選びは重要ですね。

よく聞く用語、「居抜き」「SOHO」とは?

賃貸オフィス・賃貸事務所探しで耳にするのが、「居抜き」や「SOHO」等の用語です。

居抜きとは、設備や備品、家具等がついた状態で賃貸借されることです。

居抜き物件のメリットは、新規で設備を導入する必要がなく、初期費用を抑えられることです。

そしてSOHOとは、小さな自宅や仕事場をオフィスとして活用する働き方を指します。

「Small House Office House」の略で、場所や時間にとらわれないワークスタイルとして、近年注目が集まっています。

こちらも通常の物件に比べ、初期費用や賃料が安いことがメリットです。

賃貸オフィス・賃貸事務所とレンタルオフィスの違い4つ

よく聞くレンタルオフィスとの違いは、以下の4点です。

契約形態

賃貸オフィス・賃貸事務所では、賃貸借契約を結ぶ必要があります。

そのため顧客から信用されやすいという特徴があります。

一方レンタルオフィスでは、賃貸借契約を結ぶ必要がありません。

代わりにレンタルオフィスでは、サービス利用契約や施設利用契約等を結ぶのが一般的です。

借地借家法や原状回復義務が適用されないのが特徴です。

料金

賃貸オフィス・賃貸事務所において、入居時に支払う補償金は6ヶ月~12カ月分と、初期費用は高め。

また光熱費や共益費等が賃料に含まれておらず、別途月額料金が発生します。

一方レンタルオフィスにおいては、入居時に支払う補償金は1ヶ月~3ヶ月分と、初期費用が抑えられます。

光熱費や共益費等が賃料に含まれている場合が多く、別途料金を考える必要はそこまでないといえます。

しかしプランによっては料金が高い場合もあるので、一概にレンタルオフィスが安価であるとはいえません

場所以外に借りられるもの

賃貸オフィス・賃貸事務所は、仕事場となるスペースのみを借りるものです。

一方レンタルオフィスは、スペース+必要な設備(机やいす、棚等)を借りられるケースが多いです。

利用開始時期

賃貸オフィス・賃貸事務所には、申し込んでから契約を締結するまで2週間~1カ月を要します。

ここに内装工事等が伴えば、さらに期間は伸びると考えられます。

一方レンタルオフィスは、申し込んでから利用開始までの期間が数日~1週間と短いです。

賃貸オフィス・賃貸事務所のメリット5つ

レンタルオフィスと比較すると、賃貸オフィス・賃貸事務所を利用するハードルは高いように思えるかもしれません。

しかし、賃貸オフィス・賃貸事務所を利用するメリットはいくつもあります。

ここではその5つをご紹介します。

社会的信用

レンタルオフィスと比較して、最もメリットだといえるのは、社会的信用を得やすい点です。

レンタルオフィスをすぐ利用できるのは便利である反面、取引先が信用に値しないと捉えてしまう場合もあります。

しかし、賃貸オフィス・賃貸事務所は契約を締結してから構えられたものであるため、顧客からの信用を得やすいです。

プライバシーを確保できる

こちらもレンタルオフィスと比較して、セキュリティ面では安心できるといえます。

間仕切りがガラス張りであるなど、種類によっては不安な点もあるレンタルオフィス。

それに比べて、機密情報が漏洩するリスクは低いです。

内装を自由にできる

こちらもレンタルオフィスと比較して、レイアウトを自由にできるというメリットがあります。

自社の業務に必要な物品を揃えたり、メイン商品を置いたデザインにしたりと、内装に工夫ができるのが良い点です。

オフィスに自社らしさを演出できるのは、企業にとって魅力的です。

メンテナンスが不要

こちらは自社ビルと比較してのメリットです。

東京の賃貸オフィス・賃貸事務所の場合、管理費が家賃に含まれるケースが多いです。

メンテナンスを管理者が行ってくれるため、事務作業に時間をとられなくてすみます。

業務に集中しやすくなるというのは大きな利点となります。

オフィスの移転が可能

こちらも自社ビルと比較してのメリットです。

将来企業が成長し、従業員や物が増えることも考えられるでしょう。

広い場所が必要になった場合でも、状況に合わせて場所を移すことが可能です。

実際にビルを持ってしまってからでは難しい移転も、比較的簡単に行うことができます。

賃貸オフィス・賃貸事務所のデメリット3つ

賃貸オフィス・賃貸事務所にも、デメリットは見受けられます。

メリットや企業の特徴と比較して、参考にしてみてください。

初期費用

レンタルオフィスと比べて、初期費用は多くかかります

ほとんどの場合、敷金・礼金・仲介手数料等が必要になり、さらに6カ月~12カ月の補償金を支払うことが多いです。

またオフィス機器等は備えられていないため、それらを準備するお金も必要になります。

月額料金を別途で考える必要がある

賃貸オフィス・賃貸事務所の賃料には、光熱費や工事費等は含まれていません(管理費は含まれています)。

そのため、使用していくうちに、賃料とは別に費用がかさむことがあります。

すぐに仕事を始められない

審査を受けたり、工事をしたりする期間が設けられるため、2週間~1カ月ほど時間を要します。

すぐに新しいオフィスで仕事を始めたい企業にはデメリットとなるでしょう。

しかし、社会的信用を図られている期間と考えることも可能です。

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所を安く借りるコツは?

賃貸オフィス・賃貸事務所

できることなら、物件は安く借りたいものです。

そのために押さえておくべきコツを3つ、ご紹介します。

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所を安く借りるコツ

初期費用を抑える

一口に初期費用といっても、含まれる項目は様々。

敷金、礼金、仲介手数料、補償金、工事費等、多くのお金を支払うことになります。

この中でも、コストを下げやすいのは「仲介手数料」「礼金」の2つです。

これらの価格を下げられるかどうか、不動産会社に相談してみるのがよいでしょう。

またフリーレント(借りてから一定の期間、賃料が無料になる仕組み)の物件を利用するのもよいでしょう。

立地を考える

東京都内で、平均賃料の低い区を探してみましょう。

最も高い渋谷区の平均賃料は20,000円台半ばとなっています。

ところが足立区、江戸川区、荒川区等は、渋谷区の半分ほどの金額で借りることのできる場合があります。

その他アクセスの良い区でも、池袋のある豊島区や品川区等は、比較的安価に借りられることも。

また同じ区の中でも、大きな駅から遠い場合は賃料が低いこともあります。

例えば同じ千代田区で、丸の内は賃料がかなり高いものの、九段下はそこまで…といったケースも。

人気な地区の中でも差額は見受けられるので、妥協して探すことも必要です。

複数の不動産会社を比べる

複数の不動産会社の情報を入手し、比較することで、より理想に近いオフィスを選択できるようになります。

また2つ以上の会社を見ることで、同じ物件でもより価格の安いほうを選べる可能性が高まります。

できれば3社以上の不動産会社と交渉すると、より良い物件が見つかるかもしれません。

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所におすすめ賃貸物件サイト2選

賃貸オフィス・賃貸事務所

最後に、賃貸物件選びにおすすめできるサイトを2つご紹介します。

どちらも掲載物件数が多く、全国規模のサイトです。

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所におすすめ賃貸物件サイト2選

ベンチャーオフィスナビ

出典:ベンチャーオフィスナビ

ベンチャーオフィスナビは、スタートアップ企業向けの物件に特化したサイトです。

都心や23区内の情報に強く、都内の掲載物件は約44,000件。

最寄り駅までかかる時間や広さ、賃料等の情報がわかりやすく掲載されています。

予算別に検索をかけることもできるので、条件に合った物件を探しやすいのが、おすすめポイントです。

さらに法務や人事、総務、労務について相談したり、提携会社を紹介してもらえたりするサポートサービスもあります。

居抜き物件やSOHOも取り扱われており、初期費用を抑えたい小規模な企業に、ぜひおすすめしたいサイトです。

Officee

賃貸オフィス・賃貸事務所

出典:Officee

Officeeは、全国11,827件の物件を、すべて仲介手数料無料で案内してくれます。

契約実績は6,000社以上と、安心できるサイトだといえます。

時間がない方や選ぶのに自身がない方向けに、物件提案を無料で行うサービスがあるのも特徴です。

さらに、オフィス移転マニュアルの提供等、サポートがしっかりしているところもおすすめポイント。

なんとレイアウト設計や工事、オフィス家具購入まで支援してくれる充実のトータルサポートが強みです。

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所|選び方まとめ

賃貸オフィス・賃貸事務所

東京都の賃貸オフィス・賃貸事務所の選び方、メリットやデメリット、安く選ぶコツ、おすすめの不動産会社を紹介しました。

賃貸オフィス・賃貸事務所を選ぶ際には、「立地・広さ・賃料・設備・不動産会社」の5つを重視して物件を探しましょう。

また東京都で賃貸オフィス・賃貸事務所を安く借りるコツは、「初期費用・立地・不動産会社」の3点に注目することです。

おすすめできる賃貸物件サイトは「ベンチャーオフィスナビ・Officee」の2つです。

ぜひこの記事を参考に、東京の賃貸オフィス・賃貸事務所を選んでみてください。