【2024年最新】おすすめのクラウド会計ソフト5選を徹底比較!選び方や料金からメリットなども詳しく紹介!

クラウド会計ソフト_おすすめ

確定申告が近づくたびに大量の領収書をかき集め、帳簿付けをして…
そんな煩雑な作業から開放してくれるのが、クラウド会計ソフト。

クラウド会計ソフトを利用することによって、経理業務の大部分を自動化でき、
これまで確定申告などにかけた時間を大幅に短縮できます。

しかし、

数あるクラウド会計ソフトから何を選べば良いか分からない
そもそもどのよに選べば良いのか…

とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、

この記事をざっくり言うと

・クラウド会計ソフトとは何か
・ピッタリのクラウド会計ソフトを選ぶ4つのポイント
・おすすめのクラウド会計ソフト
・クラウド会計ソフト導入のデメリット

等々を徹底解説していきます。

最適なクラウド会計ソフトを選び経理業務の時間を大幅に短縮して、
本業に割く時間を多く確保できるようになりましょう!

\おすすめの勤怠管理システムが気になる方はこちら/

勤怠管理システムのおすすめ比較ランキング優良10選!無料・有料別でメリットや機能を徹底比較

クラウド会計ソフトとは

クラウド会計ソフト

クラウド会計ソフトは事業活動でかかったお金の動きを管理し、WEB上で決算書作成まで自動で行えるソフトのことです。

仕分け作業を自動化やしたり、最適な勘定科目に設定などの作業をしてくれたり、パソコン・スマホ1台で簡単に記帳可能。

今まで手入力で行っていた経理業務も、短時間で完了するため、本業により多くの時間を割けるようになります。

クラウド会計ソフトの特徴
  • 勘定科目別の仕分けを自動化
  • クラウド経由で操作可能なため、ソフトのインストール不要
  • 請求書や領収書もパソコン1つでスムーズに
  • どこからでもアクセス可能
  • 年次ごとの財務状況が簡単に把握でき、スムーズな経営判断が可能
  • 簿記の知識がなくても操作可能

早速ですが、次に自社や個人に合ったクラウド会計ソフトを選ぶポイントを確認していきましょう。

最適なクラウド会計ソフトを選ぶ4つのポイント

クラウド会計ソフト_おすすめ_最適なクラウド会計ソフトを選ぶ4つのポイント

数あるクラウド会計ソフトの中から、最適なものを選ぶポイントは下記のようにまとめられます。

それぞれ順に、詳しく解説していきますね。

個人事業主or法人、どの立場で利用するのか

個人事業主なのか法人なのかで、クラウド会計ソフトを使用する目的が、多少異なります。

例えば個人事業主向けのソフトでは、確定申告に対応している機能やいたり、起業家を応援するオプションも付いてきます。

法人の場合は経理・会計担当が経営陣に対して財務状況の説明をする機会があるでしょう。

そのためため、財務分析機能が付随したソフトが適しています。

個人事業主・法人問わず、まずは事業規模や経理業務にかかっている工数を確認し、会計ソフトを導入する目的を考えるべきです。

使用しているクレジットカードや銀行口座と同期できるか

クラウド会計ソフトをクレジットカードや銀行口座と同期させることで、自動的に取引内容を記帳してくれます。

手入力なしで明細を自動取得し、あとは勘定科目を選ぶだけの簡単作業が可能に。

ですがクラウド会計ソフトによって、対応している金融機関やクレジットカードが異なります。

自身や法人が使用しているクレジットカードと口座が、導入を検討するクラウド会計ソフトと対応しているかは確認しておきましょう。

提供会社のサポート体制は万全か

経理業務の大部分を自動化できるとはいえ、操作方法が分からなかったり、財務上の意思決定に悩むことがあるでしょう。

そんなときにクラウド会計ソフトを提供している会社のサポートが力になります。

基本的には多くの提供会社において導入から手厚くサポートしてくれます。

また、提供会社によってはチャットや電話での相談はもちろんのこと、確定申告や仕分けの相談も可能です。

機能だけでなく、提供会社のサポート体制を確認して、安心して導入できるクラウド会計ソフトを選びましょう。

セキュリティ機能は万全か

クラウド会計ソフトは経理情報をWEB上で保管するため、常にサイバー攻撃のリスクがあると言っても過言ではありません。

したがって高度なセキュリティ性能を備えているクラウド会計ソフトを選ぶべきです。

特に下記の情報は、導入前に必ず確認しておきましょう。

セキュリティの確認事項

通信の暗号化に対応しているか
・バックアップ体制が付いているか
・提供会社が保持しているサーバーでセキュリティ対策がされているか

おすすめのクラウド会計ソフトの比較表

当サイトで厳選したクラウド会計ソフトを紹介する前に、クラウド会計ソフトごとの比較をまとめてみました。

サービス名月額料金個人事業主向け法人向け初心者向け
freee1,980円〜
ジョブカン2,500円〜
弥生会計オンライン月額なし
(年間26,000円~)
MFクラウド会計2,980円〜
PCAクラウド24,750円
勘定奉行クラウド月額なし
(年間60,000円~)

「初心者向け」の項目は、「簿記の知識が多少あるかないか」というニュアンスになります。

簿記の知識がほとんどない方は、初心者向けが「○」になっている会計ソフトを選ぶと良いでしょう。

次にそれぞれのクラウド会計ソフトについて詳しく解説していきます。

おすすめのクラウド会計ソフト6選を比較

クラウド会計ソフト_おすすめ_おすすめのクラウド会計ソフト5選を比較

次に当サイトがおすすめする、クラウド会計ソフトを厳選紹介し、それぞれについて解説していきます。

もし導入を検討する場合は、各ソフトのサイトから気軽に無料の資料請求をしてみてください。

初心者におすすめ『freee』

クラウド会計ソフト_おすすめ_初心者におすすめ『freee』

freeeの特徴は下記のようにまとめられます。

freeeの特徴
  • 会計用語が出てこないので、初心者におすすめ
  • 個人事業主から法人もカバー
  • スマホでも仕分け作業、確定申告まで可能
  • 圧倒的に操作しやすいUI/UX設計
  • 労務管理も難なくできる
  • 給与事務の自動化も可能

簿記の知識がさほどなければ、多くの方におすすめできるのが、会計ソフトのfreee

下記画像のように、金額の入力で最適な勘定科目が表示されるなど、簿記の知識がほとんど無くても操作ができます。

クラウド会計ソフト_おすすめ_初心者におすすめ『freee』

※出典:freee公式サイト

ただ簿記の知識のある経理経験の長い方だと、設定が簡略化されて戸惑うケースも出てくるでしょう。

簿記の知識がほとんどないけれど、煩雑な経理業務をいち早く自動化したい

などと思っている方は、無料体験から始めてみましょう。

またfreeeは会計ソフト以外にも人事労務など多数のソリューションを提供しています。

ぜひ確認してみてください。

料金プラン

下記の表にfreeeの料金プランが記載されています。

プランスタータースタンダードプレミアム
月額料金(年払い)980円1,980円3,316円
月額料金(月払い)1,180円2,380円39,800円
機能・確定申告の作成
・銀行口座やクレジットカードとの連携
・請求書の作成
・メールやチャットサポート
・スターターの全機能
・領収書をスマホ撮影による仕分け自動化
・消費税申告
・月次財務レポート出力
・スタンダードの全機能
・無料電話サポート
・税務調査サポート補償

ジョブカン会計

出典:https://ac.jobcan.ne.jp/

パッケージ型のような軽快な操作性が人気の会計ソフトです。

ジョブカンの機能
  • 対応帳簿
  • 仕訳・記帳
  • レポート・集計
  • 各種連携
  • 決算書作成
  • 税率対応
  • 権限管理・承認機能
  • 履歴管理機能
  • 内部統制機能

設立3年未満の企業なら、ジョブカンシリーズを1年間無料で利用できるキャンペーンを行っており、スタートアップ企業や設立間もない企業におすすめです。

法改正にも無料アップデートで素早く対応できる点や、クラウド上にデータを保存するのでパソコンの故障などでデータを失うことがない点も魅力です。

料金プラン

料金プランは次の通りです。

プランスタートアップビジネスエンタープライズ
月額2,500円/月5,500円/月50,000円/月
備考・3ユーザーまで
・各種記帳/決算書作成機能
・貸借対照表/損益計算書
・5ユーザーまで
・各種記帳/決算書作成機能
・貸借対照表/損益計算書
・部門比較機能
・権限管理機能
・仕訳承認機能
・仕訳履歴閲覧機能
・科目・部門履歴閲覧機能
・固定資産履歴閲覧機能
・ユーザー上限なし
・機能制限なし

個人事業主に優しい『弥生会計オンライン』

クラウド会計ソフト_おすすめ_個人事業主に優しい『弥生会計オンライン』

弥生会計オンラインの特徴は下記のようにまとめられます。

弥生会計オンラインの特徴
  • 起業家キャンペーンで2年間無料でお試し可能
  • クレジットカードとの連携で手入力いらず
  • 決算書の作成も簡単に
  • スマホで撮影した取引明細を自動仕分け
  • 得意先ごとの売上状況や入出金の予定が把握できる
  • 確定申告や決算作成などの業務も一気通貫サポート

弥生会計オンラインは経理経験がない方の使いやすさに加え、個人事業主や起業家へのサポートが手厚い点が特徴です。

機能面については「スマート取引」により、スマホで撮影した領収書のデータや、銀行口座の情報を自動取込・仕分けが可能

さらに今なら2年以内に法人登記した場合、2年間は無料で利用できます。

そのため、ですのでやるべき仕事が多い個人事業主や起業家の方は、いち早く本業に集中するために資料請求だけでもしておきましょう。

料金プラン

下記の表に弥生会計オンラインの料金プランが記載されています。

先述した「起業家応援キャンペーン」は、ベーシックプランを2年間無料で利用できます。

プランセルフプランベーシックプラン
無料期間1年1年(起業家キャンペーンに申し込むと2年)
年間費用26,000円(キャンセル可)30,000円(キャンセル可)

『マネーフォワードクラウド会計』安心のサポート体制

クラウド会計ソフト_おすすめ_『マネーフォワードクラウド会計』安心のサポート体制

マネーフォワードクラウド会計の特徴は下記のようにまとめられます。

マネーフォワードクラウド会計の特徴
  • 金額を入力するだけで財務諸表が簡単に作成できる
  • 個人事業主、法人にもおすすめ
  • 自動レポート機能でリアルタイムの経営状況を確認できる
  • 上場やIPO準備機能も完備

個人事業主から上場企業まで、幅広い規模の企業に導入されているマネーフォワードクラウド会計。

とはいえ、高性能な財務分析機能やAIによる自動仕分けシステムが完備されるなど、法人での導入が進んでいます。

なかには3週間かけていた経営数字の把握が5分に短縮できたり、月次決算を最短1分で完了させた事例も。

1ヶ月間無料のトライアル期間のため、興味がある場合は資料請求をしてみましょう。

料金プラン

下記の表にマネーフォワードクラウド会計の料金プランが記載されています。

プランスモールビジネスビジネスIPO/上場準備
月額料金(年払い)2,980円4,980円要問合せ
月額料金(月払い)3,980円5,980円要問合せ
対象部門管理が不要で請求業務の少ない小規模事業者バックオフィスを効率化させたい中小企業上場やIPOの準備に取り掛かる予定の企業

『PCAクラウド』で高い柔軟性を実感

クラウド会計ソフト_おすすめ_『PCAクラウド』で高い柔軟性を実感

PCAクラウドの特徴は下記のようにまとめられます。

PCAクラウドの特徴
  • 子会社の財務状況を管理でき、中小〜大企業におすすめ
  • 医療法人や建設業など職種別のサービスを展開
  • 予約伝票で入力忘れの防止可能
  • 投下予算ごとのシミュレーションができる

PCAクラウドの特徴は、財務分析機能により、最適な経営判断がしやすくなることです。

仕分けの簡略化だけでなく、損益分岐点計算書によるシミュレーション機能が搭載。
さらに経営の収益性や成長性を可視化する経営分析も可能に。

数字や事実に基づいた、タイムリーな経営判断を下せることが強みになります。

ただ管理画面が若干見づらく、操作性には欠けるため、クラウド会計ソフトを初めて導入する場合にはおすすめしません。

料金プラン

下記の表にPCAクラウドの料金プランが記載されています。

3ヶ月間の無料お試し期間が設定されているので、導入を検討する場合は一度操作性を確かめましょう。

プランPCAサブスクPCAクラウド
月額料金9,900円11,550円
初期費用無料無料

『勘定奉行クラウド』にお任せあり

クラウド会計ソフト_おすすめ_『勘定奉行クラウド』にお任せあり

勘定奉行クラウドの特徴は下記のようにまとめられます。

勘定奉行クラウドの特徴
  • 証憑をアップロードするだけで自動仕分けができる
  • 支払い業務まで一気通貫
  • 自社のペースで徐々に経理業務のデジタル化が可能

支払い業務を含めた経理業務全体を効率化させたい法人におすすめなのが、勘定奉行クラウドです。

なぜなら徐々に経理業務を自動化していくことが可能だからです。

税理士連携のデジタル化、売上仕入仕訳のデジタル化など経理業務を細分化し、それぞれを自社のペースで自動化することが可能になります。

そのためITスキルに自信がなくても、十分に経理業務を効率化することができます。

料金プラン

下記の表に勘定奉行クラウドの料金プランが記載されています。

プランieシステムijシステムiaシステム
月額料金5,000円8,000円13,400円
初期費用無料50,000円50,000円
仕訳伝票明細件数30,000件まで100,000件まで300,000件まで

クラウド会計ソフトのデメリットは?導入時に要注意

クラウド会計ソフト_おすすめ_クラウド会計ソフトのデメリットは?導入時に要注意

経理業務を大幅に効率化してくれるクラウド会計ソフトですが、下記のように注意すべき点があります。

次にそれぞれの注意点やデメリットについて解説していきますね。

気づいたら蓄積しているランニングコスト

クラウド会計ソフトは初期費用は安いものの、月額課金制なため3〜4ヶ月後には費用が数十万円になる場合があります。

法人向けのクラウド会計ソフトでは、ユーザー数が増えるたびに月額料金が高くなることも。

そのためですので「なるべく費用を抑える」というスタンスではなく、「事業規模に合った費用対効果があるか」といった視点で導入を検討する必要があります。

法人の場合は従業員への導入説明が必要になる

法人の場合はクラウド会計ソフト導入による、経理業務フローの変更を説明する必要があります。

ソフトを複数の従業員と共有する場合もありますし、領収書や発行書の処理も従来とは異なることも。

経理業務が効率化されるとはいえ、導入前の情報共有は事前に済ませておきましょう。

セキュリティ上のトラブルリスクが0ではない

データをWEB上で保存している以上は、情報流出等のトラブルが起きる可能性があります。

現段階ではクラウド会計ソフトに関するトラブル事例はありません。

しかし、セキュリティ上のトラブルが発生した際にどう対処するのかや、提供会社がどのようにフォローしてくれるかは事前に確認しておきましょう。

クラウド会計ソフトに関するQ&A

クラウド会計ソフト_おすすめ_クラウド会計ソフトに関するQ&A

最後にクラウド会計ソフトに関して、良く寄せられる質問について回答していきます。

細かい事項になりますが、導入の懸念点を払拭するために念の為確認しておきましょう。

操作性でクラウド会計ソフトを比較したい場合は?

おすすめの比較方法は、複数のクラウド会計ソフトのお試しプランを活用してみることです。

経理業務効率化のためには操作性が最も大事になります。

ソフトが使いづらく、操作に時間をかけていては、効率化の目的を達成できません。

使いやすいソフトを選ぶためにも、まずは複数ソフトの無料お試しプランで、操作性を確認しておきましょう。

従来の会計ソフト(インストール型)との具体的な違いは?

クラウド型とインストール型の違いを示した表はこちらです。

クラウド型インストール型(従来型)
特徴WEB上でソフト利用ソフトをPCにインストールして利用
利用端末の制限複数端末で使用可能1台のPCでのみ操作可能
バージョンアップ自動更新更新に費用がかかる
月額費用ありなし
初期費用安い高い

メリット含めてクラウド型をおすすめしていますが、クラウド型のデメリットとして、

①月額費用がかかる
②WEB上に財務データを保存するため情報流出等のトラブルリスクがある

などが挙げられ、これらのデメリットを許容できない場合は、インストール型の会計ソフト導入を検討してみても良いでしょう。

おすすめのクラウド会計ソフトまとめ

最後まで記事をご覧いただきありがとうございます。

この記事を読んだことで、

おすすめのクラウド会計ソフトまとめ

クラウド会計ソフトによって従来の経理業務を自動化できる
・クラウド会計ソフトを導入する目的をまずは考える
・導入時に注意すべきポイントもいくつか存在する

等々、クラウド会計ソフトについて理解が深まったのではないでしょうか。

事業規模や目的に合ったクラウド会計ソフトを選び、まずは導入を検討してみましょう。