―御社はこれまでに2000社以上の通信コストを削減してきたと聞きました。実際、ムダな通信コストを支払っている企業は多いのでしょうか?
徳木:多いですね。90%以上の中小企業がムダな通信コストを支払っています。たとえば電話料金。固定電話や携帯電話は、半年から1年ごとに新しい料金プランが登場しています。特にソフトバンクが参入して以来、通信キャリアの価格競争は激化の一途をたどっている。いまはそのコストメリットを享受しやすい時期なんです。しかし、多くの経営者はその情報を知りません。だから料金プランを見直すことなく、高い電話料金を支払い続けているんです。
―通信コストを削減しやすい企業はありますか?
徳木:社員数50名未満の中小企業ですね。この規模の会社には通信キャリアの担当者が直接訪れません。だから新しい料金プランを提案されず、ずっと古い料金プランのままのケースが多いんです。わざわざ「当社の安いプランができたので変えませんか?」と提案する営業マンはいませんからね。
―固定電話の場合、どれくらいコストが削減できるのですか?
徳木:企業によって様々ですが、料金プランの見直しだけで10~50%削減できます。またアナログの電話回線に加入している場合、光ファイバー(IP電話(注1))に切り替えれば、10~90%削減することができます。他には、電話回線の契約数を減らす方法もあります。電話の基本料金の大半は回線使用料。電話回線の契約数を減らせば、大幅なコスト削減が可能です。また電話回線の“利用休止”という形で手続きをしておけば、必要な時に回線数を元に戻すこともできます。
(注1)IP電話:インターネット回線や光ファイバー回線を利用した電話サービスのこと。
どれくらいコストが削減できるのか
―携帯電話の場合、どれくらいコストが削減できるのですか?
徳木:携帯電話と固定電話の料金は互いに関連しています。分かりやすいのが、社用の携帯電話をすべてソフトバンクにすること。ソフトバンクの「ホワイトプラン」に加入すれば、社員間の通話が1時から21時まで無料になります。さらに、バックオフィスの社員にも社用の携帯電話を付与します。会社から社外の営業マンに電話をかける時に、携帯電話を使うわけです。すると固定電話の電話料金も削減できる。外出する社員が多い会社の場合、総額で10~90%削減できるでしょう。
―複合機の場合、どれくらいコストが削減できるのですか?
徳木:複合機のカウンター料金(コピー・プリント料金)はリース契約時に固定されます。だからリース契約そのものを変更しなれば、カウンター料金も変えられません。ただし、この3年間でカウンター料金の単価はどんどん下がっています。ですから、カラーコピー・カラープリントが多い会社の場合、複合機ごと切り替えた方がコストの総額を削減できます。同価格の複合機に切り替えた場合、コストの総額は10~90%削減できるでしょう。
―固定電話、携帯電話、複合機など、一つひとつの契約を見直すには手間がかかりませんか?
徳木:確かに、最適なプランを一つひとつ探すのは面倒かもしれません。だから、当社のようなプロが通信コストの削減を支援しているんです。法律のプロは弁護士、会計のプロは会計士。同じように通信分野にもプロが必要だと当社は考えます。
ちなみに当社の強みは、診断と提案のスピードです。まずクライアントの各種料金の明細書を確認。そして簡単なヒアリングを行った後、数日中に最適なプランをご提案します。だからクライアントは手間をかけずに、翌月から通信コストを削減できるわけです。そして、クライアントが当社に支払う手数料はゼロ。新たに通信機器などを購入する必要もありません。その理由は、当社は通信キャリアなどからの販売手数料で収益を得ているからです。当社は無料診断も行っていますので、ぜひお気軽に問い合わせてほしいですね。