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注目企業の経営者インタビュー
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株式会社M&Aクラウド 代表取締役 前川 拓也

買い手と売り手が直接やりとりできればM&Aはもっと身近な経営戦略になる

2017年の日本におけるM&A件数は、3000件超えを達成した。その状況にM&Aクラウド代表の前川氏は「この数は上場企業によるM&Aがほとんど。報道されていないだけで、中小・ベンチャー企業同士のM&Aも増えている」と語る。それと同時に「ある課題をクリアすれば、中小企業の今後のM&A件数はもっと増える」と断言する。同氏に、M&A市場が拡大している理由も含めて、その課題と解決法を聞いた。

※下記は経営者通信48号(2018年5月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

数千万円のM&A手数料が経営者を躊躇させている

―中小・ベンチャー企業同士によるM&Aが活発化した理由はなんでしょう。

 ふたつの理由が考えられます。ひとつは、事業承継問題をM&Aで解決する企業が増えたこと。この件にかんしては、政府が推奨していることもあり、承継問題に悩む経営者たちの間に浸透してきたことが考えられます。もうひとつは、企業のイグジットがIPOではなくM&Aだと考える経営者が確実に増えたことです。これによって中小・ベンチャー企業同士のM&A、一般的にいわれる「スモールM&A」が活発化しているのです。ただ、中小・ベンチャー企業の経営者のなかにはまだ「M&Aは、ハードルが高い」と考えている方が多いのも事実です。

―それはなぜですか。

 買い手企業の情報が公にされていないことと、M&Aには想像以上の金額と手間がかかることです。通常、売り手企業がM&Aを行う場合、M&A業者に依頼することから始まります。しかし、これは大企業同士に見られるケースがほとんど。中小・ベンチャー企業は小規模案件が多く、「割が合わない」と断られてしまうのです。たとえ業者が見つかったとしても、最初に買い手企業を探すための着手金が100万円ほどかかります。その後、成約時には売買対価の5%が手数料として必要となり、最低でも2000万円の支払いが発生するのが一般的です。これは中小・ベンチャー企業にとっては、高額な出費。時間にかんしても、M&A業者は依頼を受けてから企業を探すので、平均6ヵ月ほどの時間がかかってしまいます。

―そうした課題を解決するためにはどうすればいいのでしょうか。

 売り手企業と買い手企業が、直接コンタクトを取ればいいのです。
 ただ、従来のやり方では、現実的に難しい。そこで当社は、売り手企業と買い手企業がWeb上でやりとりができるプラットフォーム『M&Aダイレクト』を開発しました。これはM&A経験をもつ多くの経営者からヒアリングを行ってつくったシステム。買い手企業が求人広告を出稿するように、求める企業像をWebに掲載し、売り手企業を募集するといったものです。

直接やりとりをすることで費用削減と時間短縮が可能に

―詳細を教えてください。

 まず、買い手企業は「こういう会社を買いたい」「こういう会社は買わない」といったM&A戦略や過去のM&A実績などの情報をWeb上で公表します。売り手企業は、その情報を見て、買い手企業に直接コンタクトを取ります。買い手企業にとっては、自社の情報を発信することで、多くの売り手企業に情報を公開でき、売り手企業にとっては、自社に合った買収先を自身の目で見極めることができるので、両社にメリットが生まれます。
 また、直接のやりとりなので、着手金は発生しませんし、成約した際の手数料は買い手企業のみに発生。売り手企業はいっさい費用がかからないまったく新しいシステムなのです。紹介してもらう手間を省けるので、成約までに費やす時間も3カ月ほどに短縮できると考えています。このプラットフォームを活用してもらうことで、いままで以上に「スモールM&A」を活性化できると思っています。

―M&Aに関心をもつ経営者にメッセージをお願いします。

『M&Aダイレクト』をつくった背景には、「M&Aをもっと身近なものにしたい」といった当社の考えがあります。その想いもあり、不定期ではありますが、売却、買収経験のある経営者を招いて経験談を語ってもらう講演会も行っています。
 また、売り手企業の経営者向けに相談会も開催しています。当社はM&A業者ではなく、M&Aのプラットフォームを提供するベンチャー企業。フラットな視点でアドバイスができると思っていますので、興味のある経営者の方は、ぜひお問い合わせください。




前川 拓也(まえかわ たくや)プロフィール

1985年、北海道生まれ。ホクレン農業協同組合連合会に所属。農業団体にいた経験を活かし、退会後は生産調整される農畜海産物を直接飲食店に届けるeコマース事業『moremore』を2014年に起業。その後、事業を売却。自らの売却経験をもとに株式会社M&Aクラウドを立ち上げ、代表取締役に就任。

株式会社M&Aクラウド

設立2015年12月
資本金4,302万円(資本準備金含む)
従業員数10名(2018年4月現在)
事業内容中小・ベンチャー企業のM&Aマッチングプラットフォームの運営
URLhttps://madirect.jp/
お問い合わせ電話番号03-6431-8460(受付時間 平日10:00~18:30)
お問い合わせメールアドレスinfo@macloud.jp

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