年収300万円でも購入可能 3カテゴリーの中古区分マンションを用意
―最初に御社の事業内容を教えてください
投資用の中古区分マンションの販売・管理を中心に、リフォームやリノベーション、資産売却、税務サポートなど、付随する業務を行っています。中古マンションに限定している理由は、価格や賃料の変動が小さいため、リスクが少なく、安定して運用できるメリットがあるからです。特徴は、中古区分マンションを3つのカテゴリーに分けて紹介していること。ひとつめに東京・横浜・川崎エリア限定で価格帯が1000万円前後の「築古物件」、続いて都心(城南・城西エリア)に限定した高品質かつ上質な「築浅物件」、そして3つめに1LDK~3LDKなどの「ファミリータイプ」を扱っています。
―なぜ商品を3つのカテゴリーに分けているのですか。
お客様の年収やニーズに合わせて、最適な商品を提供できるからです。提案できる商品が、新築ワンルームなど1つのカテゴリーしかない場合、お客様のニーズに合わない場合、ほかの選択肢を提示できません。「もう少し安い方がいい」とお客様が希望しても、「この商品の方がいいですよ」と、ごり押しするような営業スタイルになりかねないのです。弊社はお客様のことを第一に考えています。そのため安価な物件からハイスペックな物件まで取り揃え、本当に満足いただける商品を購入できるよう、3カテゴリーに分けています。また立地条件、利回り、物件の資産価値など、細かな仕入れ評価基準を設けており、クリアした優良物件のみ取り扱っています。そしてお客様はもちろん、全てのステークホルダーに満足していただけることを目指しています。
―なぜ他社は1つのカテゴリーしか扱っていないことが多いのでしょうか。
中古区分は、扱う物件ごとの知識が必要ですし、お客様への提案方法も異なります。そのため、高度なスキルや経験を持った人材が必要です。また管理に手間がかかるため、効率的ではありません。そのため、他社は1つのカテゴリーのみ扱うことが多いのです。
―幅広い商品を取り扱っているということは、年収が高くない方でも購入可能なのでしょうか?
はい、年収300万円の方でも購入できます。最近は金融機関の融資条件が緩和しており、築古物件で1000万円以下であれば、融資が可能なのです。ハイスペック物件であっても、富裕層の方に限定しているわけではなく、年収500万円の方でも購入可能です。「欲しかった物件に出会えた」「思い通りの物件を提案してもらえた」など、多くの方に満足の声をいただいています。やはり複数の選択肢がある方が、お客様にとって良いのだと実感しています。
―お客様はどのような属性・年代の方が多いのでしょう。
千差万別です。年齢は20~50代で、職業も様々。独身から既婚者まで、幅広い方がいらっしゃいます。私どもはターゲットを絞らず、購入を希望する方全員に対して、最適な提案を行うスタンスを心掛けています。
―物件の提案をする際に、心掛けていることを教えてください。
お客様の収入や家族構成、今後の人生設計などをヒアリングし、コンサルタントとして最適な提案をしています。ヒアリングは1~3時間、あるいはそれ以上、時間が許す限り行っている事も弊社の特徴です。私たちの目的は、お客様に喜んでいただくことであり、目先の成約ではありません。そのため、お客様にメリットが無いと判断すれば、提案をしないこともあります。貴重な時間を無駄にさせてしまうのは申し訳ないですから。
―最後に今の時代、不動産投資を行うことで、どのようなメリットがあるのか教えてください。
現在、日本はデフレ対策のため、アベノミクス政策の一環で、インフレターゲットを導入しています。物価が上昇する一方、貨幣価値が下がるので、実質的に貯金額は少なくなります。その対策の一つとして、資産運用があります。資産を持っておけば、インフレになっても貯金は減りません。マクロ視点で経済状況を見たとき、不動産投資が最も効率的な対策なのです。私が前職に入社したばかりの頃と比べると、不動産投資はポピュラーになっています。「年金がもらえるか不安だから、将来に備えて」「給料以外にも不労収入が欲しい」「節税対策をしたい」など、様々なニーズや目的で、不動産投資を行っている方がたくさんいます。今の時代だからこそ、不動産投資に注目してみてはいかがでしょうか。