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株式会社じげん 代表取締役社長 平尾 丈

「オンライン・リード・ジェネレーション」を武器に、創業から増収増益

今回紹介する若手経営者は平尾丈氏。弱冠27歳ながら、学生時代から通算3回目の起業をし、新進気鋭の次世代ITベンチャー「じげん(ZIGExN)」の代表を務めている。同社の武器は次世代型のWebマーケティング。日本最大級のWebメディアを数多く運営し、創業から3期連続で増収増益を果たしている。今回は平尾氏に起業の経緯や今後のビジョンなどについて聞いた。

※下記は経営者通信6号(2010年5月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―御社の事業内容を教えてください。

平尾:「オンライン・リード・ジェネレーション(以下、OLG)」というサービスを提供しています。これはインターネット上でクライアントの見込み顧客を獲得する新しいマーケティング手法です。当社はWebメディアの運営を通じて、ユーザーの会員登録、資料請求、お問い合わせ等の成果を獲得し、その成果に応じてクライアントから報酬を頂いています。

―OLGは2008年にスタートした全く新しいサービスだと聞いています。もう少し詳しく教えてもらえますか。

平尾:当社の運営する「転職EX」を例にとって、ご説明しましょう。「転職EX」の場合、クライアントは「リクナビNEXT」、「イーキャリア」、「@type」などの大手転職サイトです。まず当社はこれらのクライアントに求人情報を提供してもらいます。次に、その提供してもらった求人情報を当社が編集し、規定のフォーマットに体裁を整えて「転職EX」に掲載します。そしてユーザーが「転職EX」上で求人を探し、求人応募した場合に限り、クライアントから報酬を頂いているわけです。

 現在、当社は20の領域特化型Webメディアを運営しています。たとえば「転職EX」や「派遣EX」、「アルバイトEX」、「自動車EX」は日本最大級の規模を誇っていますね。その他にも「賃貸EX」、「婚活EX」、「プロバイダーEX」などがあります。ちなみにクライアント数は約150社で、毎月20社ずつ増えています。

―なぜ御社はOLGという新しいビジネスを始めたのですか?

平尾:広告出稿企業とユーザーの両方の❝不満足❞を解決するためです。まず広告出稿企業の不満足について説明します。前職のリクルート時代、私はWebメディアの集客を担当していました。しかし求人や不動産、結婚など「ライフイベント」と言われるジャンルでは、従来のWebマーケティングはあまり有効ではなかった。大手ポータルサイトへの広告出稿、アフィリエイト広告、リスティング広告など、どれも一長一短で将来の発展性が乏しかった。

 一方、ユーザーにとっては、情報の非対称性が常に存在していました。世の中に存在する情報を見つけられずに機会損失をしている人たちが多かったんです。そして、それらの問題を解決するため、私が注目したのがOLGでした。OLGは米国発の新しいWebマーケティング手法で、広告出稿企業にとっては、成果報酬型なので費用対効果が高い。一方、ユーザーにとっても情報の露出先を増やし、情報選択の機会損失を減らすことができる。つまり、広告出稿企業とユーザーの両者が抱える❝不満足❞を同時に解決できるわけです。当社は以前より領域特化型のWebマーケティングに長けていました。そこで、OLGを始めたんです。

平尾氏の起業の経緯とは

―ところで、平尾さんの起業の経緯を教えてください。

平尾:私は大学入学時から起業を志していました。そして起業準備のため、大学時代から1日に3つの新しいビジネスモデルを考えていました。ある会合で「孫正義さんは学生時代に1日1つ新しいビジネスモデルを考えていた」という話を聞き、私はそれを超えようと(笑)。そして大学時代に、100を超える商売にチャレンジし、2社のITベンチャーを立ち上げました。

―大学卒業後は、いったんリクルートに就職したそうですね。

平尾:はい。複数の内定企業のなかで、①起業をしたまま入社ができる、②若くして活躍することができる、③インターネットの専門知識が学べることを条件に入社しました。配属先はインターネットマーケティング局(IMO)。「ホットペッパー」、「リクナビNEXT」、「ゼクシィ」、「じゃらん」などのWeb集客を一手に担っている部署です。新卒がほぼいないプロフェッショナルの部署で、諸先輩方に追いつくべく、猛烈に働きましたね。1ヵ月に450時間くらい徹底的に働きました(笑)。そのかいあって、月間目標の数倍以上の成果を出し続けました。結果、短期間で各業界におけるWeb集客のノウハウを習得することができたのだと思います。そして入社1年目の秋、転機が訪れました。リクルートの新規事業プランコンテスト「New-RING」に出したプランが複数入賞したんです。これがきっかけとなり、私はリクルートで新規事業開発を専門とする事業開発室に異動になりました。その後、リクルートの投資組合が立ち上がり、私は投資先の当社へ23歳の時に最年少取締役として出向しました。これが「じげん」との出会いになります。

―御社は2009年9月に社名を「じげん(ZIGExN)」に変更しました。この社名には、様々な意味が込められているそうですね。

平尾:ええ、社名には3つの意味を込めています。1つ目は「次の元(もと)」。これはユーザーに対して、❝次の意思決定の元❞となる情報を提供するという意味です。2つ目は「余剰次元」。余剰次元とは宇宙物理学の用語で、5次元以上の世界のことを指します。宇宙は「縦」、「横」、「高さ」の3次元空間に「時間」を合わせた4次元世界だとされています。さらに、もう一つの次元を加えた5次元世界もあると言われていますが、これはまだ立証されていません。

 ところが、これをインターネットの世界に置き換えて考えてみると、余剰次元はすでに存在していると言えます。検索サイトを宇宙と考えると、SNSは検索サイトにヒットしないパラレルワールド。まさに余剰次元のアナロジーなんです。私たちはさらにこの先のインターネットの余剰次元をつくっていくつもりです。3つ目は「ExN」。これは当社のロゴ「ZIGExN(じげん)」の後半のつづりです。Eはインターネット、xは掛け算。Nは様々な産業や業界を指しています。つまり、インターネットの力でいろんな産業や業界を変革し、より良い未来を創っていくという意味です。

―最後に、今後のビジョンを教えてください。

平尾:当社のコーポレートビジョンは「OVER the DIMENSION!(次元を超えよ!)」です。次元を超えるというのは、圧倒的に突き抜けるということ。圧倒的に突き抜けたサービス、圧倒的に突き抜けた会社を創り、世の中の常識や価値観を覆したい。それが私たちベンチャーの使命だと思っています。

平尾 丈(ひらお じょう)プロフィール

1982年、東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部に在学中に2社のネットベンチャーを立ち上げ、その会社の代表取締役を兼任したまま、2005年に株式会社リクルートに入社。2006年にリクルートより最年少取締役として株式会社じげんの創業に参画。2008年に代表取締役社長に就任。

株式会社じげん

設立 2006年6月1日
資本金 139,990,000円(資本剰余金含む)
従業員数 25名
事業内容 オンライン・リード・ジェネレーション事業
URL http://zigexn.co.jp
お問い合わせ電話番号 03-5362-0680

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