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株式会社拓人 代表取締役社長 松田 正男

塾のFCビジネスで加盟企業の売上アップを実現

※下記は経営者通信5号(2010年3月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

少子化の進行、未曾有の不況で多くの学習塾が苦戦・撤退を余儀なくされる中、拓人がFC展開する個別指導塾「スクールIE」は、右肩上がりに生徒を増やしている。大手学習塾上位20社の中で売上伸び率は1位(前年比)。保護者や生徒から高い支持を受け続ける要因は何か。FCオーナーの籃谷勝生氏と拓人のFC本部長の錦織進也氏が語り合った。

「スクールIE」独自のノウハウでオーナーを全面サポート

錦織:籃谷さんは2001年、ご夫婦で最初のスクールIEを開設されてから、現在7教室まで拡大されています。当初は不安もあったと思うのですが、実際に塾経営を始めてみていかがでしたか?

籃谷:最初はやはり不安でした。生徒や保護者の信頼を得られるのかと。しかし、個別指導の成果はすぐに見えてきました。それまで10点、20点しか取れていなかった生徒が50点、60点取れるようになり、確実に学力が伸びていることがわかりました。教室長をしていた妻が「うちの教室の子どもは本当に伸びる」と言うんですね。その妻の言葉で塾経営に自信が湧きました。生徒の学力を伸ばすための「やる気アップシステム(ETS)」や「成績アップシステム(PCS)」など、三大アップシステムのおかげだと思っています。

錦織:拓人では初めて塾を経営する人でも全国共通の高水準の教育サービスを提供できるように三大アップシステムを開発・運営しています。これらのシステムを使いこなすことによって、早くからプロとして生徒にアドバイスできるのです。

籃谷:さらに頼もしかったのが、月1回のライン研修です。夏期講習、冬期講習、保護者との面談など、塾として行動すべきプランが事前に示されます。これらのプランをきちんと実践することで、保護者の方に早め早めにプログラムを提案できました。結果として、生徒や保護者からの信頼を深めることにつながりましたね。

全国の塾マーケット状況をくまなく把握

錦織:我流の方法に固執しないで、私たちが提供するプログラムをきちんと実践しているオーナーは確実に成功しています。つまり、FCであることを最大限に利用している経営者の方ですね。もうひとつ成功の条件を加えるとすれば、籃谷さんご夫妻のように明るく元気で(笑)、活気のある教室をつくる力が必要です。何よりも教室に元気で楽しい雰囲気があると、より多くの生徒さんが集まるのです。また、複数の教室を展開していくときは、その風土を各教室に根付かせる努力も大切ですね。

籃谷:教室を展開するエリアが妻の出身地だったことも、成功のポイントかもしれません。高校の情報など地元情報に詳しいことが、塾を経営する上でのメリットになります。

錦織:オーナーの方にとって何かしら思い入れのあるエリアのほうが成功しやすいのは確かです。拓人は、このエリア選びにおいてもアドバイスをしています。私たちは全国の塾マーケット状況をくまなく把握していますので、オーナーの企業規模やご要望に応じて、適切なマーケットや物件を提案させていただいています。

やるべきことを前向きに楽しんでやるのが成功要因

籃谷:もうひとつ大切なことがあります。先ほど触れた月1回のライン研修では、経験豊かな先輩方から教室運営を成功に導くためのさまざまなことを教えていただけるんです。そこで聞いたことをしっかり実践していけば、まず間違いはないと思います。私の場合、研修で得たことは運営ノウハウだけではありません。何よりも、子どもたちへの教育に対する熱い気持ちに胸を打たれました。自分も同じように熱い気持ちで取り組むことが大切だと感化されましたね。

錦織:塾経営をしていく上で、教室をマネジメントする人材の確保も大切なポイントです。「スクールIE」では、拓人が教室長を募集し、最終的にオーナーの面接を経て決定するというルートを確立しています。ですから、スタッフの採用面でも安心感があると思います。 その他にオーナーの立場から成功要因を挙げるとすれば、どんなことがありますか?

籃谷:「やるべきことを前向きに楽しんでやる」ということではないでしょうか。子どもの成長を見るのは何よりも楽しみですよ。私たちが運営する教室には、生徒全員の将来の夢を「わたしの夢」と題して掲げてあります。この前、卒塾生が「先生、パイロットになれたよ」と挨拶に来たときには、本当に感激しました。小学生の時から職業観を養うキャリア教育を取り入れているのも「スクールIE」の大きな特長です。人のために役立っていることを実感できる、すばらしい仕事を得たと思っています。

キャリア教育を取り入れ、子どもたちの生きる力を育む

錦織:そう言っていただけると本当にうれしいです。キャリア教育は拓人の理念のひとつが形となったものです。勉強の目的はテストの点数を上げることや有名校へ入ることだけではありません。本来は自分の将来のあるべき姿、夢を実現するためにやるべきものです。そういうことを絶えず生徒に提供しています。

籃谷:そうですね。人生の長いスパンで教育を考えているからこそ、途中で退塾する生徒もほとんど出ていません。また、高校卒業まで塾に通い、大学に進学してから今度は講師となって力を貸してくれる、そんな卒塾生も多いんです。ありがたいことですね。
錦織:拓人の理念は、学力をはじめとして、次世代を担う子どもたちの「自分力」を育むことです。「子どもたちを元気にしたい」、「自分で生きる力をつけてあげたい」。そんな私たちの想いを共有できる経営者の方は、ぜひFCに加盟いただき、共に前進していきたいと考えています。

松田 正男(まつだ まさお)プロフィール

1948年、千葉県生まれ。1973年より教育事業をスタート。1989年に株式会社拓人を設立し、代表取締役社長に就任。個別指導塾「スクールIE」を開校。ほかに幼児教室「チャイルド・アイズ」、英会話スクール「ウィンビー」、英語で預かる学童保育「キッズデュオ」を展開。全国各所で子どもたちに“やる気スイッチ”を入れている。

株式会社拓人

設立 1989年11月(創業:1985年4月)
資本金 2億5,482万円
売上高 142億4,695万円(2009年2月期末)
従業員数 295名(他、平均臨時雇用者数2,691名)
事業内容 個別指導塾・英会話スクール・幼児教室・民間型託児保育の経営
URL http://www.tact-net.jp
お問い合わせ電話番号 0800-123-3725(受付時間 10:00~18:00 (土日・祝日を除く))

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