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トーマツ イノベーション株式会社 ラーニングサービス部長 渡辺 健太

スマートフォンが実現する日本の新しい社員教育

中小・ベンチャー企業を中心に8,000社以上の人材育成を支援してきたトーマツ イノベーションが、新しい人材育成サービス「モバイルナレッジ」を展開している。企業が抱える人材育成の課題を解決するこのサービス。同社が実現しようとしている人材育成について、ラーニングサービス部長の渡辺氏に聞いた。

※下記は経営者通信37号(2015年11月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

身近なスマートフォンが “教室”になる

―企業は人材育成でどのような課題を抱えているでしょうか。

 人材を確実に成長させる人材育成制度の実現が、多くの企業の共通の課題になっています。「時間や場所の制約があり、全部署で教育を均等に提供できない」「教育が机上の学習に終始し、現場で活かされない」といった声は、多くの企業で聞かれる共通の悩みです。

 しかし、これらの課題を解決する新しい人材育成法「モバイルナレッジ」が、人材育成の現場で話題になっています。これは、ITの発展がもたらした「モバイルラーニング」と「反転学習」という、従来にない学習法を活用した人材育成法です。この手法によって、これまで以上に効果的かつ効率的に育成を行えます。

―まず、モバイルラーニングとは、どのような学習法か教えてください。

 スマートフォン(以下、スマホ)などのモバイル端末を活用した、これまでにない学習法です。最大の特徴は、「時間と場所の制約を受けない」という点です。スマホは、所有者が肌身離さず持つ端末です。「1日に1回もスマホを見ない」というユーザーは、まずいないでしょう。

 このスマホを活用して、いつでも学べるようにすれば、通勤電車の中などちょっとした空き時間を有効活用して、学習ができるのです。

 これと併用し、学習効果を上げるのが「反転学習」です。

―反転学習とは、どのような手法なのでしょうか。

 デジタル教材による事前学習で得た知識を基に、アウトプット中心の集合型研修で、知識の定着や応用力の強化を狙う学習法です。ディスカッションやケーススタディなどを通して、知識やノウハウを具体的な行動に落とし込み、実践につなげます。

 これまでは、「研修の8割以上の時間で、講師が一方的に話すだけ」という状況も珍しくありませんでした。しかし、反転学習を取り入れると、受講生自らが考え、実践し、ノウハウを体得する効果的な研修が実現できるのです。

モバイル×反転学習の新たな組み合わせがカギ

―「モバイルナレッジ」では、これら2つの手法を組み合わせるのですね。

 その通りです。モバイル端末で事前学習を行い、反転学習で学びを実践につなげます。

 現在当社は、内定時期にスマホで学び、入社時研修を反転学習型で行う「モバイルナレッジ for Freshers」を提供しています。

 スマホの学習コンテンツは全部で182種類。ビジネスマナー、コンプライアンス、会社の仕組み、ロジカルシンキングなど、入社までに知っておきたい基礎知識を網羅しています。

 入社時には、反転学習型の研修を実施。挨拶や名刺交換、電話応対、報告・連絡・相談の実践など多様なロールプレイングを行います。

―入社後の研修のようすを教えてください。

 研修時間の90%以上を実践に費やすことができます。講師は受講者の実践を見守りながら、適宜フィードバックやアドバイスを行います。

 事前に学んだとしても、実践しなければ「頭ではわかっていても、身体が動かない」という状態のままです。研修で繰り返し実践することにより、はじめて現場で役立つコツをつかんでいくのです。

―集合型研修を反転学習にすると、実際に効果は上がるのでしょうか。

 事前のモバイルラーニングとの相乗効果が、各企業で認められています。当社サービスはリリースして2年で、400社、6000名を超える方々に活用いただいています。今後も、新人研修で「モバイルナレッジ」を活用する動きは広がるものと見込まれます。

 当社では、2015年4月、若手・中堅社員向けの「モバイルナレッジ Business Basic」もサービスを開始しました。社会人として知っておきたい800以上の基礎知識をモバイルで学び、反転学習で実践につなげます。導入企業からは「忙しい若手・中堅社員が、時間と場所を選ばず学習できる」といった評価の声が寄せられています。

 今後も、「モバイルラーニング」「反転学習」以外に、さまざまな育成手法が出てきます。自社の人材育成に適した手法がないか、つねに探してみてください。当社も人材育成の新しい手法の実現に向け、尽力していきます。

渡辺 健太(わたなべ けんた)プロフィール

1987年、神奈川県生まれ。首都大学東京大学院理工学研究科を卒業後、2011年にトーマツ イノベーション株式会社入社。コンサルティング・研修に携わる。2015年より現職。現在、「モバイルナレッジ」の企画・制作・販促に取り組んでいる。

トーマツ イノベーション株式会社

設立 2006年2月
従業員数 141名(2015年10月1日現在)
事業内容 中堅・中小・ベンチャー企業を活性化するための各種サービスの提供(コンサルティング、企業内研修・講師派遣、会員制社員教育サービス“Biz CAMPUS[ビズキャンパス]”、社員育成Webサービス“jogg[ジョグ]”、モバイルラーニング・反転学習サービス“ モバイルナレッジ” ) 
URL http://www.ti.tohmatsu.co.jp/
お問い合わせ電話番号 03-5222-5111(受付時間 平日9:00~17:00)
お問い合わせURL http://www.ti.tohmatsu.co.jp/form/input/coContact.html

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