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株式会社エヌアセット 代表取締役 宮川 恒雄

大経済圏となるメコン地域で最適なビジネス環境を得る方法

今後、大経済圏になると期待される※メコン地域。日系企業も多数進出しているが、日本とは勝手が違うために不動産取引でトラブルに発展することも多い。2011年からベトナムで不動産の仲介を手がけ、メコン地域の不動産事情にも詳しいエヌアセット代表の宮川氏は「メコン地域に精通したエキスパートの助力があれば最適な不動産を見つけることができ、本来のビジネスに専念できます」と語る。この地域の不動産取引で失敗しない方法を同氏に聞いた。

※下記は経営者通信37号(2015年11月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

タイはメコン地域のハブに

―ホーチミン(ベトナム)に引き続きバンコク(タイ)でも事業をスタートしたそうですね。タイの不動産市場の現状を教えてください。

 バンコク都心部で築年数の浅いグレードの高いビルの賃料は、この1年で10~15%アップしました。不動産需要は確実に高まっています。その理由ですが、ASEAN域内のヒト・モノ・カネの動きを自由化するASEAN経済共同体が年内に発足し、メコン地域のダイナミックな経済発展が見込めるからです。

 なかでもタイは、今後メコン地域ビジネスのハブになりうる要素が揃っています。メコン地域の陸路の中心に位置し、国内の空港と主要都市までの距離は近い。しかも不動産コストはシンガポールに比べればまだ安い。日系企業のタイ進出も相次ぎ、2014年時点の進出企業数は4567社と、メコン地域のなかで突出しています。

 当社は2011年からベトナムで日系企業のオフィスや駐在員の住宅探しをサポートしてきました。この4年間にベトナムでまとめた不動産仲介数は約400件、取引先企業は約300社にものぼります。一方、タイではオフィスのみならず事業用不動産の仲介やコンサルティングの実績を持つパートナーと現地法人を設立しました。当社がこれまで蓄積してきたベトナムとタイでの不動産取引のノウハウを融合し、ベトナム、タイのみならず、メコン地域進出の日系企業にサービスを提供することで、事業成長のお手伝いをしたいと考え、タイでのビジネスを始めたのです。

―タイに進出する日系企業が注意するべき点はなんでしょう。

 工業団地で土地を取得する際、団地側の言行不一致により混乱させられるケースが多々あることです。タイには多数の工業団地があり、日系企業の工場進出も盛んです。しかし、工業団地の権利関係の問題などを開示されず、トラブルに発展してしまうこともあります。

 現地事情をよく知らない仲介会社を起用したためです。各工業団地に関する豊富な知識を持ち合わせ、交渉力に長たけたプロのサポートがタイの工業団地の仲介には必要ですね。

―ベトナムはどうでしょう。

 契約書に書かれていない項目を細かくチェックすることです。たとえばオフィスならば、バイクの駐輪場の台数と場所。なぜならベトナムのスタッフはほぼ100%バイク通勤だからです(右頁のチェック項目参照)。また最近は、海外に慣れていない日系企業の進出も増加。そういう企業のスタートアップ時には机ひとつから貸し出すレンタルオフィスをおすすめします。ローコストでスタートできるメリットがあります。



貸主の特性把握が事前に必要

―ほかに東南アジアでの不動産取引の注意点があれば教えてください。

 トラブルが発生した場合に貸主のほうが強い、という特徴を押さえておいてください。貸主との交渉は非常にハード。言うことが二転三転するなど当たり前です。

 トラブルを事前に回避するには、貸主や事業主の特性、物件を管理・運営している管理会社の特性をしっかりつかんでおくこと。当社は徹底的なヒアリングや調査を実施。過去にトラブルを起こしたことのない貸主や管理会社だけを紹介しています。現地情報に精通しているエキスパートに交渉を頼むことを、おすすめします。

―メコン地域への進出を検討する経営者へメッセージをお願いします。

 海外進出を通して、一回りも二回りも進出企業には成長してほしい。そのために私たちはメコン地域に進出する日系企業が本業に専念できるように、職場や住環境に満足いく物件を提供しています。将来的には外国企業のサポートも視野にいれています。当社もメコン地域でがんばる企業とともに大きくなっていきたいですね。

宮川 恒雄(みやがわ つねお)プロフィール

1971年、京都府生まれ。1994年に神戸大学を卒業後、伊藤忠商事株式会社に入社。1999年、株式会社ノエルに入社。不動産オーナーの資産形成をサポートする資産コンサルティング部門を立ち上げ、多くのプロジェクトを成功させる。同社のジャスダック・東証二部への上場に貢献した後、2009年にMBOにて株式会社エヌアセットの代表取締役に就任。2011年に最初の海外拠点としてN-ASSET Vietnam Co.,Ltd.を、2014年には2拠点目となるN-ASSET(Thailand) Co.,Ltd.を設立した。

エヌアセット・タイランド 代表取締役 来住 幸典(きし ゆきのり)プロフィール

1961年、兵庫県生まれ。米ブリガムヤング大学卒業。米コーネル大学CPDプログラム終了。日本企業で海外不動産開発事業に従事後、1996年に米不動産大手に入社。19年間にわたりASEAN諸国の不動産仲介に携わる。2014年エヌアセット・タイランドの代表取締役に就任。


【エヌアセット・タイランド概要】
設立/2014年10月 
資本金/200万タイバーツ 
従業員数/4名 
事業内容/タイを中心とした事業用不動産仲介事業、タイでの不動産コンサルティング
URL/http://n-asset-th.com/

エヌアセットベトナム 現地法人代表 西村 武将(にしむら たけし)プロフィール

1982年、熊本県生まれ。成蹊大学卒業後に宅建取得。2005年から日本で賃貸管理を中心に不動産業に従事。2011年9月にエヌアセットベトナムを立ち上げ、現地法人代表に就任。


【エヌアセットベトナム概要】
設立/2011年9月 
資本金/10万ドル 
従業員数/6名 
事業内容/ベトナムへの進出サポート、ベトナムでの不動産のあっせん、管理サービス、ベトナムから帰国時の住居などの紹介、海外駐在員の日本での留守宅管理サービス 
URL/www.n-asset-vietnam.com/
お問い合わせ/ 044-877-2634(10:00~18:30 水曜日定休日)

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