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株式会社コミュニケーションデザイン 代表取締役社長 玉木 剛

製品・サービスの背景を戦略的に伝え 会社のファンを増やす方法

「女性が幸せに生きる社会」を目指し、社員の残業時間がほぼゼロなのにもかかわらず、創業から10年連続で増収を実現しているランクアップ。そのほかにも、さまざまな子育て支援制度を導入するなどの取り組みが多数のメディアで取り上げられ、大きな注目を集めている。こうしたメディア露出の裏側には、戦略的な企業PRが行われていた。同社代表の岩崎氏に、積極的に子育て支援を行う背景や企業PRのプロセスを聞いた。

※下記は経営者通信37号(2015年11月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

自社の取り組みを発信する価値があると判断

―戦略的に企業PRを行っていこうと考えた経緯を教えてください。

 直接のきっかけは約2年半前、ひとりの女性社員からの「広報部を立ち上げたい」という提案でした。

 当時は「ベビーシッター制度」など、子どもが生まれても働きやすい制度をどんどん導入している時期でした。彼女自身もワーキングマザーだったので、自分が働きやすいのは制度のおかげと、とても感謝してくれました。そこで彼女は、子どもが生まれるとなかなか働き続けるのが難しい日本社会に対し、「女性が働きやすい会社があるんだよ」と世の中に発信したいと考えたそうなんです。

 それまではWebや雑誌、テレビ、新聞で自社の化粧品を宣伝するのみ。企業PRはいっさい行っていませんでした。その提案を聞いて、当社はビジョンとして「女性が幸せに生きる社会」を目指していたので、それを世間に伝えていくことに意義があると判断したんです。

―なぜ、そのようなビジョンを目指しているのですか。

 私自身が以前、長時間労働が当たり前の広告代理店で働いていた経験があるからです。その職場は女性社員が多かったんですが、将来に結婚、出産を考えた際「ここで働き続けるのはムリ」と2、3年で辞めてしまう。そこでいつか、女性が定年まで働ける、長時間労働をしない会社をつくろうと決めていたんです。

 2005年に私は独立して、ランクアップを起業しました。

 現在、ランクアップでは、残業がほぼゼロにもかかわらず、設立から10年連続増収。今期の売上高は過去最高の70億円強を見込んでおり、長時間労働をしなくても企業成長できる組織づくりを実現しています。

差別化を図るために企業PRは必須

―具体的にどのような企業PRを行っていったのですか。

 インターネットで「企業 PR」で検索し、企業PRをサポートしてくれる会社を探しました。そのなかで対応が早く、PRの成功事例をもっていたコミュニケーションデザイン社に支援をお願いしました。

 まずは長時間かけて私の半生をヒアリングしてもらい、詳細なプロフィールを作成。それを使って独自のネットワークである新聞や雑誌、テレビ関係者にアプローチしていただきました。

 結果、当社の記事が「Yahoo!ニューストピックス」の1位になったのをきっかけに取材依頼が大幅に増加。さまざまな雑誌や5大新聞、「ZIP!」「みんなのニュース」といったテレビ番組などで、当社の取り組みが100件以上紹介されました。

―その後どのような効果が出ましたか。

 化粧品だけでなく、会社のファンになってくれる人が増えました。お客さまとの信頼関係も強くなり、他社との差別化を図れています。以前は創業から販売している化粧品のみに売上が集中していましたが、クロスセルにもつながっています。

 また、顧客だけでなく取引先や社員、その家族にも喜ばれ、理念のさらなる浸透や強い結びつきも生まれています。そして「残業をしないで業績を上げている」ことが評価され、講演会の依頼が増えましたね。

 さらに、大手企業から内定をもらっているようなポテンシャルの高い学生からの入社希望が増えています。また、当社の取り組みは、「東京ワークライフバランス」の認定企業にも選ばれました。

―改めて企業PRの重要性を聞かせてください。

 私たちのような中小・ベンチャー企業は、差別化が命。差別化しないといつか価格競争に巻き込まれ、すぐに淘汰されてしまいます。そのため、自社ならではの取り組みを社会に伝えることは重要。そのうえで、第三者の目線で打ち出す方向性を見極めて発信してもらえるPR会社の存在は欠かせません。

 今後も積極的にPRすることで、女性がイキイキと働ける会社を増やしていくことに貢献していきたいですね。

玉木 剛(たまき つよし)プロフィール

大阪府生まれ。同志社大学文学部を卒業後、IT企業を経てベンチャービジネスをテーマに取材活動を開始。雑誌の執筆やテレビ番組、イベントなどの企画・制作を行う。2003年にコミュニケーションデザインを設立し、代表取締役社長に就任。2004年から玉川大学で非常勤講師を務めている。著書に『影響力』(ダイヤモンド社)、『なぜ、あの商品だけ大ヒットしたのか!』『全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術』(いずれも翔泳社)、『誰も書かなかった中小企業のためのマスコミ活用術』(清話会出版)などがある。

株式会社ランクアップ 代表取締役 岩崎 裕美子(いわさき ゆみこ)プロフィール

1968年生まれ、北海道出身。広告代理店にて取締役営業本部長として活躍する。その後、自身の肌トラブルを解消するため、2005年に株式会社ランクアップを設立し、代表取締役に就任。商品開発のモットーは「肌の変化を確実に実感できる化粧品」をつくること。

【株式会社ランクアップ】
設立/2005年6月 
資本金/1,000万円 
売上高/59億円(2014年9月期)
従業員数/43名(2015年4月現在) 
事業内容/オリジナルブランド「マナラ化粧品」の開発および販売 
URL/http://www.manara.jp/

株式会社コミュニケーションデザイン

設立 2003年4月
資本金 1,000万円
従業員数 25名
事業内容 広報・PRに関する企画および制作、各種印刷物の企画制作および出版業務、映画・テレビ番組・ビデオソフトの企画・製作・販売・賃貸および輸出入業、各種研修・セミナーの開催および企画・立案・代行業務、そのほか前記に付帯するいっさいの業務
URL http://www.cd-j.net/
お問い合わせ電話番号 03-5545-1661(受付時間 平日10:00~18:00)
お問い合わせメールアドレス info@cd-j.net

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