累計経営者300人に取材
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人事・労務の経営者インタビュー
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株式会社ジールアスリートエージェンシー 代表取締役 薮﨑 真哉

「勝者のメンタリティーをもった人材」を採用するための企業戦略

2016年就職活動が始まった。体育会系人材に対する人気の高さは相変わらずだ。しかし、せっかく採用した体育会系人材のなかには、先輩やOBのツテで入社し、仕事に対する熟慮を欠いていたために早期退職するケースもあるという。そこで今回は、これまで300社あまりに体育会系人材を紹介した実績をもつ、ジールアスリートエージェンシー代表の薮﨑氏と取締役執行役員の星野氏に取材。よい体育会系人材を採用し、定着させるためにはどうしたらいいのか、その秘訣を聞いた。

※下記は経営者通信36号(2015年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

企業に高く評価される 挫折を乗り越えた経験

―就活において、今も昔も体育会系人材の人気は高いですね。理由を教えてください。

薮﨑 トップアスリートともなると、勝つために努力を惜しまない勝者のメンタリティーをもっています。目標達成のために自己分析をして課題を見つけ、それを修正しながら壁を突破してきた経験がある。仕事にも同様の姿勢でのぞむことが評価されています。

 また、スポーツに真剣に取り組んできた人材ほど、じつは挫折経験が多いもの。企業のなかには「挫折を乗り越えた経験のある人材」の紹介を指定してくる会社もあります。逆境に負けない前向きな精神を高く買うのでしょう。

星野 とくにチームスポーツには、対戦相手だけでなく、チーム内での競争があります。ライバルでもある仲間とともにチームプレーをしてきた協調性や、コミュニケーション能力の高さを評価する企業も多いです。そして、トップアスリートだけではなく、なかには一見不器用そうに見えても、自分なりに「勝負に 勝つコツ」や「負けから学び次の勝ちにつなげるポイント」などをつかんでいる学生もいます。そういう個性を企業が認めているのだと思います。

―しかし、魅力的な資質をもった体育会系人材が早期退職してしまうこともあるそうですね。

薮﨑 自分の本当にやりたいことが何なのかをよく考えないまま、OBや先輩のツテで企業に入る学生に早期退職が多いですね。卒業ギリギリまで競技に取り組んでいた学生は就職情報が不足しており、イメージだけで企業を選ぶ傾向があります。

―早期退職させないための採用方法や対応を教えてください。

星野 学生の資質をじっくり見極めるために、ひとりの学生に対してLINEやメール、電話、面談でひんぱんにやりとりをします。その過程で、仕事に対する意欲やキャリア形成のイメージなどに未熟な点があれば、改善するために面談をなんども実施し、仕事観の土台づくりをサポートします。

薮﨑 「体育会系は体力がある。忍耐力がある。だから力仕事や持久力が必要な仕事が得意」と企業側が一面的にとらえることが時々あります。ただ、学生の個性はさまざまです。ひとくくりにせずにそれを見てほしいですね。そのために企業と学生が一堂に会する合同企業説明会を実施しています。その際、スポーツ経験のある社員に登場してほしいと提言しています。そのほうが学生とのコミュニケーションがスムーズに運ぶからです。登場する社員に対し、よい体育会系人材を採用するためにどのような話をすればいいのか、アドバイスすることもあります。

成長意欲を評価され入社2年で エリアマネージャーに抜擢

―紹介した体育会系人材が活躍している例を教えてください。

星野 アパレルメーカーに紹介して入社2年目からエリアマネージャーに抜擢された人材がいます。成長意欲が職場で高く評価されたのです。IT系企業や不動産会社で活躍している人材もいます。

―体育会系人材とそこまで濃密な関係を築けているのはなぜでしょう。

薮﨑 私自身の経験があるからです。それまでサッカーしかやってこなかったのに、24歳のときにJ1のクラブをクビになり、「これからどうしよう」と途方にくれた。でも、スポーツに一生懸命取り組んできた経験はセカンドキャリアでも必ず役立つはず。そこで進路に迷う元スポーツ選手や大学の体育会系人材の就職を、サポートしたいという想いで事業を始めたのです。

―よい体育会系人材を集めるためにはどういう人材紹介会社に相談すればいいのか、アドバイスをお願いします。

星野 学生一人ひとりとじっくり向き合って、将来のキャリアイメージまで描いている会社をおすすめします。

薮﨑 企業と学生の仕事に対する想いのギャップが雇用のミスマッチの原因。どんなに資質が優れていても、仕事観にギャップがあってはよい人材とはなりえません。私たちはこれからも雇用のミスマッチをなくす、お手伝いをしていきたいですね。

薮﨑 真哉(やぶさき しんや)プロフィール

1978年、千葉県生まれ。習志野高校の2年時にインターハイでサッカー日本一に。高校卒業後にJリーグ・柏レイソルに入団。MFとして6年間在籍。退団後は営業職を1年経験したのち、飲食コンサルティング事業で起業。2008年、Webリスクコンサルティングを手がける株式会社ジールコミュニケーションズを立ち上げる。2013年、体育会系学生の就職を支援する株式会社ジールアスリートエージェンシーを設立。2社ともにJリーグやJFLの元選手を積極採用。アスリートの引退後の道は多様であることを自らの実践を通して示している。

取締役執行役員 星野 崇史(ほしの たかふみ)プロフィール

浦和レッズユース、流通経済大学サッカー部を経てザスパ草津(現:ザスパクサツ群馬)、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド市原・千葉)に所属。パラグアイ2部リーグで活動後、2013年に株式会社ジールコミュニケーションズに入社。体育会系人材紹介事業の立ち上げに参画し、現在は株式会社ジールアスリートエージェンシーの取締役執行役員として体育会系人材と求人企業とのマッチングに従事。

株式会社ジールアスリートエージェンシー

設立2013年8月
資本金950万円(グループ全体:5,725万円)
従業員数60名(グループ全体:2015年4月現在)
事業内容体育会系学生就職支援事業
URLhttp://www.zeal-a.jp/
お問い合わせ電話番号03-6433-5601(受付時間 平日9:00~18:00)

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