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ネットスイート株式会社 マーケティング本部 ディレクター 内野 彰

次のレベルの成長を目指すために グローバル標準の経営基盤を手に入れよ

成功企業のビジネスモデルや経営手法を参考にしている経営者は多いだろう。だが、グローバルの中小・ベンチャー企業の経営とIT戦略に詳しいネットスイートの内野氏は「日本では、海外に比べグローバル基準の経営力にかけているケースが非常に多い」と指摘する。同社はクラウド※ERPを提供し、全世界2万4000社以上、うち国内200社超を支援。成長の壁を突破するのに必要な経営基盤とIT戦略について同氏に聞いた。


※ERP: Enterprise Resource Planningの略。
    企業がもつさまざまな資源を管理するための統合型ソフトウェアパッケージ

※下記は経営者通信36号(2015年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

企業規模を問わずERPを スピーディーに導入できる時代に

―「上場やグローバル経営が目標だが、なかなか成長の壁を突破できない」と多くの中小・ベンチャー企業の経営者が悩んでいます。経営基盤とITという観点で原因はどこにありますか。

 標準的なグローバル経営モデルが世界各国の中小企業でも展開されている中、国内では独創的なビジネスを展開しているにも関わらず、グローバル標準の経営思想とはほど遠い、硬直的な経営をしているケースが非常に多いことです。

 成長志向の経営者の多くは、表面的にはIPOやM&A、世界展開を実現した成功企業を参考にしています。ところが、成長のステップで事業の拡張性を図るにあたって経営基盤が重要な役割を果たすことを意識していないケースが多く見受けられます。たとえば上場企業なのに最も重要な経営指標の管理に会計ソフトを使うといった、事業の拡張性を無視した基盤の選択をしています。

 一方で、成功企業の経営者は成長のために必要な経営指標は何かということを深く理解しており、グローバル標準の経営をしています。それを実現するために、標準的な経営指標を採用し、事業進捗が健全であるかをリアルタイムに把握した上で、常に高い確度で経営の着地を予測し、目標達成を阻害する要因に対して、即座に対策を講じるリアルタイム経営を行っているのです。

 グローバルで成功してきた企業は、スタートアップから標準仕様で拡張性が高い経営基盤を用し、他社との差別化を図っています。グローバルの最適事例から見た手法を積極的に経営に取り入れることが成功への第一歩であるはずです。

経営の見える化が功を奏し 大手から友好的M&A受ける

―しかし、中小・ベンチャー企業は多額のIT予算をさけません。

 中小・ベンチャー企業にとって手ごろなクラウドERPが登場しています。

 シリコンバレーの多くのIT企業はスタートアップ段階からクラウドERPを導入しています。私たちが提供するクラウドERPは「シリコンバレーのスタンダードERP」と評価され、最近1年半の間に導入企業40社がIPOを実現しています。その時価総額は10億ドルを超えているほどです。

―世界標準のIT導入して、成長の壁を突破した国内企業の例を教えてください。

 たとえば新潟を本拠に駐車場関連の事業を展開する新総企です。国内初のクラウドERP導入企業で、MBOを含む3度のM&Aを成功させました。ERP導入前は受注数字をエクセルで管理し、毎月それらのデータを収集して市販の会計ソフトで月次決算を作成していました。

 投資を受けていた外資系ファンドに決算を見せたところ「取引の詳細がわからない」と指摘を受けた。売り買い資産の詳細や、各人が持つプロジェクトにかかる収支、投資効果、新規事業の立ち上がり率の進捗などの経営指標がリアルタイムに見えない状態だったからです。経営コンサルタントに改善策を相談したところクラウドERPをすすめられ、導入したそうです。

 その結果、経営全体が大きく変わりました。月次決算作成に要する日数は3分の1になり、毎月下旬には確度の高い月次決算予測が可能に。ミーティングではリアルな指標をみることで、各担当者が課題に対し具体的な施策を打てるようになりました。すべてのデータが一連の流れとしてひもづけられているので、たとえば「投資に対しどれだけ受注でき、利益が出たか」がすぐわかる。

 今年3月に大手不動産会社の友好的M&Aを受けたのも、クラウドERPが経営分析レポートやリアルタイムな経営指標で日々の業務を支えていることが大きく貢献しています。

コンプライアンスに重きを置いた 基盤が企業を強くする

―ほかにクラウドERPのメリットはありますか。

 海外展開を考えているなら、クラウドのほうがコンプライアンス上のリスクが低い。各国のコンプライアンス、言語、通貨など現地の要件を吸収しつつ、各拠点を同じ指標で管理することで、本社からはガバナンスを効かせた事業進捗の管理を容易にするからです。また、クラウドの特性上、大きな投資をすることなく、導入から展開までの期間を大幅に短縮でき、さらなる新たな拠点展開をより短期間に実現できるメリットもあります。

―成長のためのIT戦略を検討している中小・ベンチャー企業の経営者にアドバイスをお願いします。

 今後の市場はさらにグローバル化が加速し、過去の常識にとらわれず、様々なイノベーションによって市場の原理を変えていくプレーヤーが登場するでしょう。そのような相手に対応するためには、グローバル標準の拡張性が高い経営基盤が有効です。

 経営全体と取引の詳細が一連の流れとして管理されていれば、各担当者はデータの収集や加工、分析のために時間を使う必要はありません。各人が入力する数字がそのまま経営全体のリアルな数字になります。

 これに対して、独自のインターフェースやフローをカスタマイズしたり、ユーザーの満足度を追求するシステムは、独自最適化され属人化します。結果、メンテナンスや追加開発コストを押し上げ、企業の成長を妨げるインフラとなってしまいます。

 世界で成功している企業の経営者はシンプルに経営を捉えています。グローバルスタンダードの経営基盤であるクラウドERPを導入して、ぜひ、次のレベルの成長へ繋げてほしいですね。

内野 彰(うちの あきら)プロフィール

1972年生まれ、東京都出身。1996年に日本電信電話株式会社(NTT)に入社。インターネット初期に回線サービスの法人企画営業に従事。2000年にマイクロソフト株式会社(現:日本マイクロソフト株式会社)に入社。その後、外資系データベース会社やソフトウェア開発会社のマーケティング責任者、カントリーマネージャーを経て、2008年にネットスイート株式会社に入社。日本法人のコーポレート戦略、マーケティング・広報を統括する役割を担う。また、クラウドERPの導入コンサルティングによって成長意欲の高い中小・ベンチャー企業から大企業を含む経営者の支援やメッセージ普及活動を積極的に行っている。

ネットスイート株式会社 

設立 2006年4月
資本金 4億6,100万円
売上高 約3,500名(グループ全体) 
事業内容 コンピュータソフトウェアの開発・販売
URL http://www.netsuite.co.jp/
お問い合わせ電話番号 03-5545-7663(受付時間 平日9:30〜18:30)
お問い合わせURL www.netsuite.co.jp/resource/overview.shtml

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