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マーブル株式会社 Get Strengths 事業部 ストレングスファインダー認定講師 木村 元子

さぁ、社員を才能に目覚めさせよう

※下記は経営者通信36号(2015年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

後見管理業務における関西最大手の法務事務所のひとつ、司法書士法人おおさか法務事務所。平均年齢32歳という若さを活かし、個人から企業まで幅広い法務に対応。財産管理件数は法定後見だけで100件に迫る。そんな同所が2014年、チーム力を強化するためにさまざまな方法を模索した結果、マーブルのストレングスファインダー(以下、SF)研修を実施した。研修導入の経緯やその成果について、代表社員の川原田氏に聞いた。

相互理解が進まず チーム力向上に限界

―SF研修導入前の課題はどこにありましたか。

 当所では長年に渡り、一体感の醸成が組織づくりの課題となっていました。事務所開設直後の約3年間は数名の所員が力を合わせて事務所を支えていました。しかし、所員が10数名に増えた5年目頃から個人プレーが目立って、チームとしてのまとまりが失われていると感じるようになりました。

 士業は労働集約型で残業が多く、仕事帰りに飲みに行くこともあまりない職業。忙しい毎日のなかで、お互いに無関心で十分なフォローができないような雰囲気になっていました。チームマネジメント向上策の一環として、マネージャー層を対象としたMBO(目標管理)研修を導入しましたが、課題解決には至りませんでした。

―SF研修を導入したきっかけを教えてください。

 木村氏が講師を務めるセルフマネジメント研修の導入がきっかけです。

 それ以前のMBO研修では、チームが一体となって組織のミッションや理念、ビジョンを実現していく重要性に対する認識が社内に生まれましたが、具体的な行動には繋がりませんでした。

 木村氏と出会ったのはそのようなときでした。「自己理解が深まれば、周囲が変化してもブレない自分をつくることができる。それにより部下とのコミュニケーションも安定する」という木村氏の話に感銘を受け、リーダー研修の一環としてセルフマネジメント研修を導入しました。

 その結果、参加メンバーの間ではコミュニケーションが活発になり、それまでにない一体感が生まれたのです。そこで得た効果を一般所員にも広めるため、全員を対象とするSF研修の導入に踏み切ったのです。

所員が能動的に考えて動く組織づくりのきっかけに

―SF研修のいちばんの成果はどこにあったと考えますか。

 狙いどおり、メンバー間の相互理解が深まった点です。

 たとえば、従来は所内のイベントの準備でも、役割分担がうまくいかず、メンバー同士で大きなストレスを抱えていました。しかし、研修後は、互いの資質を意識して、相違点を受容しあい、適切に役割を分担してスムーズに準備を進められるようになりました。

 また、多くのメンバーにポジティブな変化が起きました。従来は消極的だった所員が自分から進んで発言するようになったり、プライベートでも「なかなかできなかった禁酒に成功した」、あるいは「恋人ができた」といった変化もあったのです。

 実際にSFのテストを受けてみると、私自身も意外な資質が自分に備わっていることがわかり、とても新鮮でした。新しい自分を知り、それを公表し合うことで相互の理解も深まります。全員で取り組むことで、チームがまとまる効果がより高まったのです。

―その他にどのような効果がありましたか。

 普段したくてもできない、業務には直接関係ない話をする機会を得たことです。経営者として創業時の想いや理念、ビジョンを共有したいと考えていても、普段はなかなかそういう機会は得られません。

 今回は、SFによって自己理解や自己肯定感が高まった状態で、各自のミッションや組織のゴールなどについて時間をかけて議論しました。そのなかで、自然に私の想いを語ることができ、事務所がめざす理念やビジョンを全員に無理なく浸透させられたのです。

―組織力の向上に悩む経営者へのメッセージをお願いします。

 さまざまな市場が成熟している現在、放っておいても成長できるマーケットは限られています。そんななか、社員が能動的に考え、自ら課題を解決していく、風土の形成が組織づくりには必須です。

 当所では今後、事業計画も所員が中心となって作成することを検討しています。それを可能にする風土が生まれたきっかけは、自主性を重んじながら組織を伸ばしていく研修でした。

 理念やビジョンを浸透させ、個々のメンバーと組織を同時に伸ばすうえで、SF研修は有力な方法のひとつだと考えています。

木村 元子(きむら もとこ)プロフィール

日本航空株式会社の国際線客室乗務員として15年間勤務。新入社員の指導や戦略部門業務にも従事し、乗務員の指導や接遇講師として数多くの講演も行う。2010年より世界的コーチ、アンソニーロビンズ氏に師事し、シニアリーダーに認定される。2013年米国ギャラップ社でストレングスファインダーのトレーニングを受けGallup認定ストレングスコーチに認定。以降、企業向けにストレングスファインダー研修、リーダーシップ研修、ダイバーシティ研修などを行っている。

司法書士法人おおさか法務事務所 代表社員 川原田 慶太(かわらだ けいた)プロフィール

1976年、大阪府生まれ。2001年、京都大学法学部卒業。在学中に司法書士試験に合格し、八尾オフィスの前身となる司法書士事務所勤務を経て、2002年、個人事務所を開設。2005年、司法書士法人おおさか法務事務所を設立し、代表社員に就任、現在に至る。

司法書士法人おおさか法務事務所
創設/1983年11月
スタッフ/25名
(各種資格の保有状況:司法書士11名、行政書士6名、ファイナンシャルプランナー5名、宅地建物取引主任者2名、住宅ローンアドバイザー1名、個人情報保護士1名ほか)
事業内容/遺言書作成・相続遺産整理サービス、会社法務に関するサポート、契約書作成、成年後見、不動産登記、商業登記、債務整理、簡裁代理

マーブル株式会社

設立 2003年12月
資本金 1,000万円
事業内容 企業リスクマネジメント、オリジナルプロダクト・アドバイザリー業務、ソリューション事業
URL http://www.marble.ne.jp/
お問い合わせ電話番号 0797-25-0800(受付時間 平日 10:00~18:00)
お問い合わせURL https://fs223.formasp.jp/v347/form1/

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