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株式会社ブレインネット 代表取締役社長 赤沼 和哉

潜在顧客層をリピーターに変える ネットマーケの新手法に注目せよ

約10年ほどWeb集客の代名詞となってきた外部リンクを軸とするSEO施策。しかし、検索エンジン側の対応が変わり、従来のような効果がえられにくくなった。そんななか、ユーザーにとって有益なコンテンツ、記事ページを作成しWebサイトに追加して、ユーザーに見つけてもらう「コンテンツマーケティング」が注目されている。この手法で大手企業のサイトを構築した実績が豊富なブレインネット代表の赤沼氏に、コンテンツマーケティングの強みや運用上の注意点について聞いた。

※下記は経営者通信36号(2015年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

ユーザーが探している情報を 適切に届ける

―「SEOをはじめ、さまざまな手法を試しているが効果が出ない」と、Webマーケティングに悩む経営者は多いようです。どこに原因があるのでしょう。

 従来のWebマーケティングの限界が見えてきたのです。その典型が、外部リンク中心のSEO。意図的な検索順位操作を目的とした施策をGoogleがペナルティの対象にしたため、効果が減ったうえに、下位表示されるリスクが増えたのです。

 また、リスティング広告は、広告ツールとしては優秀ですが、一部業種(求人や不動産など)についてはクリック単価が非常に高騰しており、スタートアップ期のベンチャー企業や中小企業には不向きな場合があります。

―では、どうすればいいのですか。

 有効な手段として、コンテンツマーケティングが挙げられます。

 これは、ユーザーが自然に興味をもつ情報ページを追加。サイトに掲載されている情報の質と量をともに高めるものです。追加したコンテンツが検索エンジンから「特定のキーワードの検索結果として上位表示するのにふさわしい」と評価されれば、安定的に訪問数が確保でき、CV数の底上げにつながります。従来の外部SEOよりも時間・工数はかかりますが、より確実で長期間の効果が見込める施策といえるのです。

―どうすれば質の高いコンテンツを作成できますか。

「質が高いコンテンツ」とは、ユーザーに読んでもらえて、役に立ったと思ってもらえるようなコンテンツです。

 そのために必要なことの1つめは、ユーザーが何を知りたいと思っているのか、その質問を探すことです。たとえば「ふなばし市民まつり」の開催を知ってもらいたい場合、「ふなばし」「市民まつり」で検索するユーザーはすでに開催を知っています。催しの特徴を表す、「屋台」「2015」「ふなっしー」といった単語を選び出すべきでしょう。

 2つめは、ユーザーの質問内容に沿って、その答えをコンテンツにすることです。ユーザーが知りたいことを想像すれば、特別なライティングスキルがなくても役に立つ記事は書けるはずです。

 3つめは、タイトルにもコンテンツの中身にも質問のキーワードをしっかり入れること。キーワードが入っていることで、ユーザーはもちろん、検索エンジンも記事を見つけやすくなるのです。

―実行時に注意すべき点を教えてください。

 PDCAを確実に回すことです。コンテンツマーケティングは、①ユーザーニーズを調査しキーワードを決定、②コンテンツを投下、③順位や記事のパフォーマンスを振り返り、④改善点を見つけて実行、という手順で進めます。私たちは③、④のフローを特に重視して施策を行っています。

ソーシャルメディアに合うプッシュ型コンテンツ

―コンテンツマーケティングの成功事例を教えてください。

 当社が経営する千葉県船橋市にあるカフェ&バーの例を紹介しましょう。大きな通りに面していないビルの3階に立地するこの店。「いちげんさん」は入りにくく、Webで集客するしかない。私たちはコンテンツマーケティングの実験の場にしています。

 まずキーワードを調査し、たとえば「船橋 電源」「船橋 夜カフェ」などの単語から「ワインを楽しむ」といったロングテールの語まで、数百語を抽出。店のサイトのブログ内で、これらのワードをタイトルや本文に含む記事を毎日、合計数百本投入しました。開店直後と比べ4ヵ月後には※オーガニック流入数が3倍超となり、来店者数も同じ割合で増加。現在は、新メニューの登場やイベント開催などの情報を発信し、継続的に流入を確保しています。

※ オーガニック流入数:検索エンジン経由の流入から、広告経由の流入を除いた数

―Webマーケティングの見直しを考えている読者にアドバイスをください。

 今後、ソーシャルメディアにおけるマーケティングがより重要になります。ソーシャルメディアでは、優良なコンテンツをそろえることが求められます。テーマに沿った記事を投入して訴求(プッシュ)するコンテンツマーケティングは、ソーシャルメディアに適しているといえます。

 いちばんアプローチしたいのは顕在顧客層。ただし競争もし烈です。外部SEOでアプローチできる層は、不動産でいえば「注文住宅」「○○市」といったキーワードで、物件や不動産会社を探す顕在顧客層。対して、コンテンツマーケティングの対象は、「家を建てる」「土地購入」といったワードで、幅広い情報を求めてアクセスする潜在顧客層です。

 コンテンツマーケティングで、従来とは異なる顧客層へのアプローチを試してください。

赤沼 和哉(あかぬま かずや)プロフィール

1981年、千葉県生まれ。船橋情報ビジネス専門学校マルチメディア科卒業後、3年間、印刷会社で営業職を経験。2004年に独立し、個人事業主としてSEOサービス事業を開始した。2007年に株式会社ブレインネットを設立、代表取締役に就任。2014年にiPhoneのアプリ開発スクールを運営する株式会社スマートアプリを立ち上げ、代表取締役社長に就任。また同年、千葉県に「Cafe & BAR BellB 」をオープン、飲食事業にも取り組んでいる。

株式会社ブレインネット

設立 2007年5月
資本金 500万円
売上高 1億6,800万円(2015年4月期)
従業員数 26名(アルバイト含む。2015年5月現在) 
事業内容 インターネット集客支援事業、インターネットメディア事業、ホームページ制作事業、Webコンサルティング事業、フードサービス事業部
URL http://www.brain-solution.net/
お問い合わせ電話番号 047-432-1002(受付時間 平日 9:30~18: 30)

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

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