累計経営者300人に取材
経営者の経営力を上げるメディア
PR・ブランディングの経営者インタビュー
[PR]

株式会社フルスロットル 代表取締役兼プランナー 林 寛樹

社員の自主性をも大きく向上させた アウターブランディングの成功例

ITサービスの発展に欠かせないサーバー群。センターピアは、それらを格納するサーバーラックの専業メーカーだ。2007年の設立から急成長を遂げている同社だが、昨今、ふたつの経営課題が浮き彫りになっていた。企業と製品の認知度向上と、社員のモチベーションアップである。これらの課題を「ブランディング」というアプローチで解決へ導いているのがフルスロットルだ。

※下記は経営者通信13号(2011年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―まず、サーバーラック市場の最新動向を聞かせてください。

上野:現在、インターネットを活用したサービスを行う企業が増加しています。また、電子書籍や3Dコンテンツに代表されるような大容量のデータを配信するケースも今後さらに増えるでしょう。クラウドコンピューティングのサービスも本格化します。そこに必要なのはサーバーであり、それを支えるインフラがサーバーラックです。ですから、この市場もさらに広がっていくと考えています。

―その環境において、サーバーラック専業メーカーとしての強みはどこにあるのでしょうか?

上野:サーバーラックはコンピューターの周辺機器として扱っている企業がほとんどで、大量生産・大量販売を前提とした売り方が主です。しかし、サーバーにはさまざまなサイズや形状があり、ラックへの搭載方法もまちまち。その点、当社はIT業界出身の社員が多いため、ラックへの適切な搭載方法をご提案でき、顧客のニーズに沿ってラックをカスタマイズできるのが強みです。

―林社長はどのタイミングでプロジェクトに参加されたのでしょうか?

林:2009年末です。ちょうどセンターピア様が経営方針を「守り」から「攻め」へ転換された頃でした。

上野:当時、私が掲げた経営理念は社員にあまり浸透していませんでした。また、当社の良さや製品のメリットを社内外に伝えていたつもりだったのですが、なかなか理解してもらえませんでした。そんな時、林社長にお会いし、これらの課題を「ブランディング」という観点で解決したいと考えたのです。

林:今回は「アウターブランディング」、「インナーブランディング」という2つの手法で取り組んでいます。アウター用には企業の認知度やイメージをアップするためのWebサイト(以下、サイト)やツールを手がけています。加えて、それらを作ることにより、社員の皆さまの意識や行動も大きく変化してきたようです。実際、ミーティングでは今まで聞かれなかった意見が次々と自発的に飛び出してくるようになりました。

上野:はい。今回のプロジェクトでは、ビジョンボード、イントロダクションブック、会社案内、カタログ、サイトなど、様々な成果物が生まれました。これらを作る過程において、社員との打ち合わせを繰り返すことで、社員の中に自発的な行動が見られるようになり、社員との一体感も生まれました。

林:ビジョンボードの完成後は、社員の皆さまに社長の想いをしっかりと伝えるため、除幕式を行いました。こんな演出も時には必要かもしれまれせん。

―様々な手法を駆使することで、上野社長の理念や理想が立体的に伝わってきますね。

林:社長の想いや企業の方針を多角的な視点で翻訳し、すべてのステークホルダーの方々に正しく伝えることが、コーポレートブランディングでは重要です。また、サイトやパンフレットは、まず社内の皆さまに「気に入っていただける」ことを意識しました。社員の方々が自社を好きにならなければ、お客さまにも魅力的な説明ができないからです。昨年はそのようなツールを用いて企業ブランドのベースを作りました。今年は6月に開催される展示会に向け、打合わせを進めています。その際も社員の皆さまが自発的に動き、以前にはない活発な議論が展開されています。

上野:それも、これまで行ってきたブランディング活動の成果でしょう。6月の展示会では業界初のコンセプトラックを出展します。これは全社員参加のプロジェクトです。社外に強くアピールできるものを作ることで、一体感はさらに増すと思います。また、サイトもリニューアルしましたが、お取引先からは「外資系企業のようになった」とよく言われます。それは、これまでのサーバーラックメーカーのイメージを良い意味で覆しているからでしょう。さらに、今回のプロジェクトで制作した他のツールと有機的につながっているので、お客さまには当社のスタンスや考え方などを感じ取っていただいているようです。

林:ブランディングで最も重要なのは、中長期的な計画に沿って個々のブランディングアクションの効果を最大化させ、それぞれのポイントをつなぐことです。そして企業の成長スピードに合わせながら進めていくことで、本当の意味でのオンリーワンブランドが構築でき、自社の「ファン」を増やすことができるのです。

林 寛樹(はやし ひろき)プロフィール

1977年、兵庫県生まれ。筑波大学第三学群社会工学類を卒業後、国内大手SIerに入社。その後、外資系ITリサーチ&コンサルファーム、人材ベンチャーを経て、2010年1月に株式会社フルスロットルを設立。代表取締役兼プランナーに就任。

センターピア株式会社プロフィール

■設立/2007年
■資本金/1,000万円
■事業内容/サーバーラックおよび周辺機器の設計・製造・販売、オフィス環境におけるサーバーラック設置等の提案

株式会社フルスロットル

設立2010年1月20日
資本金300万円
従業員数6名
事業内容企業ブランド構築、SP支援(セールスプロモーション)、クリエイティブワーク、システム・スマートフォンアプリ開発
URLhttp://www.fullthrottle.co.jp/
お問い合わせ電話番号03-5843-9328

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

月間人気記事ランキング集計期間:10/20~11/18

  • 海外で活躍する経営者のインタビューサイト Japan Business Headline
  • 海外で活躍する日本企業を増やす総合情報サイト ヤッパン号
  • ベンチャー支援のプロフェッショナル
  • 注目の西日本ベンチャー100
  • INOUZTimes
  • THAI GOOD COMPANY 100

経営者通信メールマガジン

経営者通信注目の企業や、ビジネスニュースなど経営者のための情報をお知らせします。

ご登録はこちら

経営者通信

経営者通信
経営者に贈る、経営者の"経営力"を上げる情報誌

全国の経営者向けに発刊している情報誌です。

経営者通信への掲載・取材希望の方

経営者に直接アプローチできる雑誌、経営者通信に貴社の取材記事を掲載してみませんか?

pagetop