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イーストウエストコンサルティング株式会社 代表取締役社長 室松 信子

ヘッドハンティングの第一人者

経営幹部層の採用手法として、日本でも広がりつつある「ヘッドハンティング」。しかし、ヘッドハンティング業界は玉石混交と言われ、怪しげな会社も少なくない。今回紹介するイーストウエストコンサルティングは国内最大手、過去1万5000人以上のヘッドハンティングの成功実績を誇る。また同社は創業から23年間、業界をリードしてきたパイオニアでもある。今回は代表の室松氏にヘッドハンティング成功のポイント、良いヘッドハンティング会社の選び方などについて聞いた。

※下記は経営者通信2号(2009年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―「不況期は優秀な人材を採用するチャンス」とよく言われますが、これは本当なのでしょうか。

室松:いえ、景気は関係ありません。なぜかというと、優秀な人材は不況期でも責任ある仕事を任されており、転職を考えているケースは少ないからです。また、たとえ勤務先の企業が潰れた場合でも、本当に優秀な人材は付き合いのある企業からオファーが来て転職します。そのため、いくら転職市場で待っていても優秀な人材はほとんど現れません。優秀な人材を採用したいならヘッドハンティングを利用することをお勧めします。ヘッドハンティングなら転職市場に出てこないような人材に、積極的にアプローチができますからね。ちなみに、いま大規模なリストラを断行しているような大企業からも、ヘッドハンティングの依頼は来ています。そういう大企業は、表向きは人材採用をストップしています。しかし、大企業はリストラを行っているだけではジリ貧になってしまうので、リストラを進めながらも、その裏で優秀な人材のヘッドハンティングも同時に行っているわけです。

―ヘッドハンターは、企業と人材をマッチングする際、どんなポイントを重視しているのですか。

室松:3つのポイントを重視しています。1つ目はスキルのマッチング。つまり、その人がクライアントの求めるスキルを持っているかどうか。これはヘッドハンターが様々な角度から質問して見極めます。ここで大事なのは、履歴書に書いてあることを、あえて本人の口から語ってもらうこと。履歴書に嘘を並べている人は、これでだいたいボロが出ます。突っ込んだ質問をすると答えられなくなったり、曖昧な返事になるんです。

 2つ目はビジョンのマッチング。経営者と同じ価値観を共有し、一緒に会社を創り上げていけるかどうか。ここでは経営陣と採用候補者が何度も面談して、お互いに腹を割って話し合うことが大事です。

 3つ目は感覚(フィーリング)のマッチング。お互いに「何となく惹かれる、好感を持てる」という感覚があるかどうか。直感は非常に大事です。人の脳は過去に出会った人材のデータベースを瞬時に参照して、相手のことを総合的に評価します。直感の判断が大きく外れることはありません。

イーストウエストコンサルティングが多くの企業から支持を集めている理由とは

―数多くあるヘッドハンティング会社の中で、どんなヘッドハンティング会社に依頼すればいいですか。

室松:ヘッドハンティング会社の中には、あまり良くない会社もあるので注意してください。たとえば、地方の中小企業は人材不足に悩んでいます。そういう悩みに付け込んで、法外な報酬を要求する、条件に合わない人材を無理やり紹介するといったヘッドハンティング会社もあります。実際、「ヘッドハンティング会社に成功報酬3000万円を前払いしたのに、結局1人も採用できなかった」、「2000万円もかけて採用した役員が、実は大企業をリストラされた人材だった」と嘆いている企業もあります。ちなみに、良くないヘッドハンティング会社を見抜くには、報酬体系に着目するといいでしょう。まっとうなヘッドハンティング会社は基本的に理論年収の35~40%で、クライアントの意向次第では成果報酬制も考慮します。一方、良くないヘッドハンティング会社は前払い制のみを強調し、また返金制度もありません。しかも、足元をみて報酬額をクライアントによって変動させるといったアンフェアなことをしているとも聞きます。特に、地方企業に対しては理論年収の50~100%という高額な報酬を要求している会社もあるそうです。

―御社が多くの企業から支持を集めている理由は何ですか。

室松:創業22年という実績もそうですが、当社のヘッドハンティングに対する“哲学”が多くの企業に評価されているのかもしれません。それは「中小・ベンチャー企業をターゲットにして、そこから人材をヘッドハンティングしない」という哲学。もし中小・ベンチャー企業から優秀な人材をヘッドハンティングしたら、その企業に大きなダメージを与えてしまいかねません。

 しかし、大企業から優秀な人材を1人ヘッドハンティングしても、その企業の業績にはほとんど影響しない。むしろその優秀な人材に活躍の場を提供することで、その人材にとっても、日本経済全体にとっても良い影響が見込まれます。私たちのミッションはこれから成長しようとする会社をサポートすること、一番必要とされるキーマンの人材を探すことにより、その会社の成功と繁栄に貢献することです。

室松信子(むろまつ のぶこ)プロフィール

北海道生まれ。米ポートランド州立大学を卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。製品開発部門、事業計画部門、戦略事業部門を経て、1987年にイーストウエストコンサルティング株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。

イーストウエストコンサルティング株式会社

設立1987年3月19日
資本金2億3,000万円
売上高9億8600万円
従業員数110名
事業内容人材サーチコンサルティング及び紹介事業、人材開発コンサルティング、労務管理コンサルティング、システムコンサルティング

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