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株式会社ALL CONNECT(オールコネクト) 代表取締役 岩井 宏太

コストを一切かけずに中国市場で商品を売る方法

販売代行会社ALL CONNECTのビジネスモデルは革新的だ。顧客の代わりにWebサイト制作、Webプロモーション、コールセンターでの顧客対応をワンストップで請け負い、完全成果報酬制で商品を販売している。つまり、顧客はコストも手間も一切かけずに、Webで商品を販売できるのだ。このサービスが大きな支持を集め、同社は設立6年にして年商28億円を突破している。そして2010年12月、同社はこのサービスを中国市場向けにスタートさせた。顧客はコストゼロで、中国市場に商品が販売できるという。代表の岩井氏に詳しい話を聞いた。

※下記は経営者通信11号(2011年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―御社は革新的な販売代行サービスを展開しているそうですね。

岩井:当社はWebサイトを通じて、クライアントの商品を販売しています。このサービスは完全成果報酬制なので、初期費用も固定費用もゼロ。Webサイトの制作費、Webプロモーション費、コールセンターの運営費も当社が持ちます。クライアントが支払うのは、商品の売上に応じた販売手数料のみです。

―現在、どんな商材を販売しているのですか。

岩井:インターネット回線、携帯電話などの通信系商材、あとはトイレのトラブル対応、ウォーターサーバー、ダンボール、包丁など様々です。そして2011年、当社は新規事業として、中国市場への販売代行サービスを立ち上げました。まだ立ち上げから数ヵ月しか経っていませんが、おかげさまで多くの企業から問い合わせを頂いています。

―販売エリアを日本だけではなく、中国にも広げたわけですね。

岩井:ええ。クライアントの代わりに、Webサイトを使って中国市場で商品を販売しています。日本市場向けのサービスと同じく、完全成果報酬制をとっているので、初期コストや月額コストはゼロ。クライアントは売上に応じた販売手数料を支払うだけで、中国で商品を売ることができます。さらに、商品販売に関する煩わしい業務も当社がすべて引き受けています。当社が行うのは、中国政府への商品販売の許認可取得、中国人向けのWebサイト制作、Webプロモーション、中国人顧客との対応、商品の流通など。クライアントが行うのは、当社への商品供給だけでいいんです。

―すべてを御社に任せられるわけですね。中国進出のサポートは数多くありますが、御社のようなサービスは珍しいと思います。

岩井:たしかに中国市場向けの販売代行サービスはたくさんあります。しかし「完全成果報酬型」の大型モール出品代行サービスや、有料の「独自Webサイトの構築・運営サービス」はあっても、当社のような「完全成果報酬型」の「独自Webサイトの構築・運営サービス」はありません。おそらく業界初だと思います。

―販売手数料はどれくらいかかるのですか。

岩井:「日本国内の小売店に払う販売手数料」と近い金額です。たとえば、国内の小売店に定価の3割を販売手数料として支払っていた場合、当社にも同じ金額をお支払い頂きます。この手数料の中には、Web制作費、Webプロモーション費、コールセンターの運営費、商品の流通費などを含んでいるので、非常にリーズナブルだと思います。

―御社ではどのようなステップで中国市場に商品を販売しているのですか。

岩井:大きく分けて5つのステップがあります。まず①販売戦略の立案。当社がクライアントにヒアリングし、中国での販売戦略を練ります。たとえば、中国では「Made in Japan」ブランドの商品が売れるので、そういったブランド戦略を構築します。

 次に②流通経路の確保。当社が中国の法律を確認し、中国政府に販売の許認可を取ります。食品などの場合、中国での販売が許可されないケースがあります。

 そして③Webサイトの制作。中国人スタッフと連携して、中国人の好みに合うサイトを制作しています。また、顧客とコミュニケーションを取るためのインスタントメッセンジャーを必ずサイト内に設置しています。

 それから④Webプロモーションの実施。大手検索サイトにリスティング広告やアフィリエイト広告を打ちます。今の中国では、日本に比べてリスティング広告が非常に安い。中国のリスティング広告の平均単価は日本の約4分の1。ネットでモノを売るチャンスです。

 最後に⑤販売。当社では大連にコールセンターを設置しています。中国人スタッフが常駐しており、顧客の問い合わせや注文を受け付けています。そして商品が売れれば、当社の中国法人が商品の発送や代金回収を行います。

―中国で売れる商品の特徴はありますか。

岩井:売れるのは、品質で勝負している商品です。たとえば、食器や家具など、職人が作っているような「Made in Japan」ブランドの商品は売れやすいですね。逆にダメなのは、価格で勝負している商品。当然ですが、中国企業に価格では勝てません。ちなみに、当社が狙っているターゲットは2つあります。ひとつは日本の商品を販売したい中国企業。つまり、中国企業に商品を卸す形になります。もうひとつは、日本の商品を購入したいエンドユーザー。中国でインターネットを使える人は、ある程度所得が高い層に限られるため、中間層よりも少し所得が高い「中間富裕層」がメインターゲットになります。売れる商品の価格帯は、300元~1万元(3600円~12万円)くらいですね。

―そもそも御社が中国市場への販売代行サービスを立ち上げた理由は何ですか。

岩井:中小企業の力になりたいと思ったからです。日本の大手企業の多くはすでに中国進出を果たしていますが、中小企業はまだまだこれから。今後、国内市場が縮小していく中で、中小企業の海外進出は必要不可欠です。だから当社が中小企業の海外進出をお手伝いしたいと思ったんです。

 また、2010年に私自身が中国大連に視察に行き、大きなチャンスを感じたことも理由のひとつです。大連では、30~40代の人が高級外車を乗り回していました。つまり、若い富裕層がたくさん出現しており、大きな市場があると肌で感じたんです。ちなみに、日本では1億円以上の資産を持つ人が90万人。それに対して、中国では400万人と言われています。この巨大マーケットに進出しない手はありません。

 ただ、現実には商慣習、言語、人材、資本などの問題があり、中小企業がゼロから中国市場を開拓するのは簡単ではありません。ですから、そんな中小企業の代わりに、当社が中国市場を開拓するサービスを提供しているわけです。今後、当社は日本の中小企業の営業部隊として、中国マーケットの開拓を担っていきたいと思います。中国進出を考えている中小企業は、ぜひ当社に声をもらいたいですね。

岩井 宏太(いわい こうた)プロフィール

1982年、岐阜県生まれ。大学在学中にインターネット回線を販売し、100名中トップの営業成績を獲得。2005年に株式会社ALL CONNECTを設立し、代表取締役に就任。同社は設立以来5期連続で増収増益を果たし、「次世代型の販売代行会社」として注目を集めている。

株式会社ALL CONNECT

設立 2005年4月21日
資本金 6,200万円(2011年2月末現在)
売上高 20億円(2010年2月期) 、28億円(2011年2月期見込み)
従業員数 104名(2011年2月末現在)
事業内容 Web販売代行、Webマーケティング事業、ITソリューション事業、ブロードバンドコンサルタント事業、メディア事業
URL http://www.all-connect.jp/
お問い合わせ電話番号 0776-31-2102(受付時間 平日10:00~19:00)

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