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リテイル・ナビゲーターズ株式会社 (フォーシーズ経営自己診断 第6回) 代表取締役 八谷 直樹

30年来のプロの視点で、 テナントリーシングや店舗開発を行う

リテイル・ナビゲーターズは、商業施設のテナントリーシング、プロパティマネジメント、店舗開発を行っている。同社では30年来に及ぶ幅広いノウハウを強みに、商業施設に関わる多くのサービスを提供する。今回は同社代表の八谷直樹氏に登場してもらった。一方、対談でホストを務めるのはフォーシーズ代表の丸山輝氏。賃借人保証事業において顧客の信頼に応え続けながら新サービスを展開しており、その経営手腕には定評がある。前回に続き、丸山氏がダイヤモンドを鑑定する際の評価基準である「カラット」、「カット」、「クラリティ」、「カラー」の“※4c’s”を切り口にして、八谷氏に話を聞いた。

※下記は経営者通信15号(2011年10月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

カラット(事業規模) ~売上高2億円~

―八谷代表、いつもお世話になっております。今日はよろしくお願いします。まずは御社の事業内容と事業規模をお聞かせください。

八谷:当社では主に3つの事業を行っています。1つめは、商業施設のテナントリーシング。ショッピングモールや駅ビルをはじめとする商業施設に向けて、そのコンセプトに適したテナントをご紹介しています。2つめは、プロパティマネジメント。建物のメンテナンスのほか、収益性を高めるためのリニューアルコンサルティングなどを行っています。3つめは、店舗開発支援。小売企業が多店舗化する際、業態に見合うロケーション探しをサポートしています。2011年2月期の年商は2億円。社員数は8名です。

カット(事業の特徴) ~商業施設に関わる深い知識と経験で、お客さまからの信頼を獲得する~

―では御社の事業の特徴を教えてください。

八谷:私自身、テナントリーシングを中心に30年来の商業プランニング業務経験があり、商業施設を深く理解していること。また、半年に一度、潜在テナントを対象にした電話や面談による綿密な聞き取り調査を行っていることです。この聞き取り調査によって、潜在テナントが所有するブランドの人気推移や出店希望状況などをデータとして収集しているのです。当社では、これまでの経験とノウハウを用いて、商業施設が立地する地域の特徴を把握。また、その地域における商業施設のコンセプトを理解し、各フロアやフロア内をいくつかに区分するブロックごとの役割まで考慮します。さらに、それらの条件を綿密な聞き取り調査によって集めたデータとマッチングさせることにより、コアなターゲット層に向けてのみ、テナントを集うことができるのです。テナント構成についても、その成功例や失敗例を私の経験をもとに検証できます。だから、お客さまからのご信頼もいただける。中でも、当社のノウハウを用いて、まだ世間に名の知られていない有望な潜在テナントをご紹介すると、当社のサービスの価値を再確認していただけますね。

クラリティ(透明度) ~つねに迅速なディスクロージャーを行うことを心がける~

―企業としての透明性を高めるために行っていることはありますか。

八谷:クライアント企業とのお取引前に、信用調査会社からのヒアリングの必 要が生じた場合、当社の業績実態や私自身のプロフィールなどをすべて明瞭に お話しします。当社のお取引先は上場企業をはじめとする大企業であることが ほとんど。ですから設立年数の若い当社の場合、信用調査会社からヒアリング を受け、その後、実際のお取引に入る場合が多いのです。このため当社では、 お取引をスムーズに進めるためにもつねに迅速なディスクロージャーを行う ように心がけています。  また、社員に対しても財務諸表の読み方を学ぶための教育をかねて、決算書をもとにした業績開示を行っています。

カラー(社風) ~売上目標を立てさせる一方で、仕事の裁量は個々人に任せる~

―御社はどのような社風ですか。

八谷:社員各自が自律的に動いて仕事を行い、私自身もプレーヤーであるフラットな社風ですね。私は有益な情報を社内にできるだけ多く提供する一方、仕事の進め方は基本的に個人の裁量に任せています。例えば、潜在テナントを発掘するためには、街に出て自分の目で見てマーケティングをしてもいい。また、自分なりに研究、分析をし、ターゲットとなるクライアントを絞り込んで提案するのもいいでしょう。ただし、各社員には売上目標を立てさせています。そうすることで、自分自身の年収を捻出するには、どれだけ売上をあげるべきかを考えさせ、責任感を持たせる。社員各自がそれぞれに合ったやり方で、会社とともに成長してくれることを願っています。

八谷 直樹(やたに なおき)プロフィール

1956年、大阪府堺市生まれ。同志社大学商学部卒業後、1978年に株式会社アスクルプランニングセンターに入社。その後独立し、個人事務所を開設。2006年、リテイル・ナビゲーターズ株式会社代表取締役社長に就任する。今後はテナントリーシング、プロパティマネジメント、店舗開発といった現事業を行う一方、直営で飲食事業を立ち上げる予定。自社でも店舗経営を行うことにより、商業施設とテナント側の双方の視点を併せ持つ、特異な不動産企業を目指している。

リテイル・ナビゲーターズ株式会社

設立 2006年7月
資本金 1,000万円
売上高 2億円
従業員数 8名
事業内容 不動産の商業活用に関わるコンサルティング、店舗に関わる立地開発、出店計画に関するコンサルティング、店舗運営、店舗リニューアルに関するコンサルティング、商品開発に関するコンサルティング、広告・宣伝の情報媒体の企画、制作及びこれらに関するコンサルティング、不動産の売買・賃貸の仲介、免許等・宅地建物取引業
URL http://www.4cs.co.jp/

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